小さなクラゲの上に棲む家族。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】14:40-16:36
【潮まわり】 04:49 68cm 干潮 / 11:04 180cm 満潮 / 17:48 53cm 干潮 / 小潮(月齢:21.5)
【日の出・日の入】 日出07:02 日没18:02

昨日は悪かった透明度もまずまず回復。
陸上も今日は風も弱く、空は晴れ、やや暖かかった事も関係しているのか、水温は通常の状態に戻った。

一応、「ワレカラの里」を定期見回りしたあと(笑)、他の場所にワレカラを探しに行った。
しかし、昨年はそこそこよく見られた場所も、あまりワレカラの姿が見当たらない。。。

フラフラしているうちに今日もいつの間にか2時間経過。。。^^;

今日はエントリー時はそれほどでもなかったのだが、エクジットする頃には浅場にクラゲがたくさん溜まり始めていた。
干潮に向かって、かなり潮が動いているようで、エクジット後に海を見てみるとかなり流れているのが確認できた。

頭部の先端が尖っていないからフクロズキンウミノミかな?
頭部の先端が尖っていないからフクロズキンウミノミかな?
このクラゲ類はカブトクラゲやツノクラゲなんかの仲間が中心なんだけど、これによく様々なウミノミの仲間が着いてる。
ウミノミにもいろいろな形があって、そんな中でも細長いトガリズキンウミノミの仲間は、前はオオトガリズキンウミノミが多かったんだけど、ここ数日見られるクラゲ類にはもっと頭部が尖らずに丸っこい連中がよく着いている。
調べてみるとフクロズキンウミノミなんかが近いと思うんだけど、定かではない。。。^^;

卵持ちのトガリズキンウミノミの仲間。
卵持ちのトガリズキンウミノミの仲間。
いろいろな場所でこいつらを撮ったんだけど、エクジット間際に見たツノクラゲには卵持ちのメス(?)が乗っかっていた!(^^)
よくよく見てみると、このクラゲには他にも卵を持たないオスらしき子や、体長が1/5くらいしかない幼体なんかも着いていて、ここでの撮影にかなりハマった!(笑)

オスらしき個体とメスらしき個体はしばしば絡んだりしていたので、何か面白い行動が見られるのでは!?とかなり長く注視していたんだけど、なにせエントリー口真下の浅い水域。。。しかも最干潮間近。。。浮きまくってそれどころではなかった。。。(・・;

小さなクラゲの上にもしっかりと生物の営みがある!(笑)
小さなクラゲの上にもしっかりと生物の営みがある!(笑)
う~ん。。。面白いなぁ。。。
小さな浮遊するクラゲの上にもしっかり社会が存在して、生活がある。
ここでそのまま孵化もするのか。。。とか考えていたら、冷たい海が楽しくなってきた!(^^)


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