【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.8℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 15:28-18:14
【潮まわり】 07:46 216cm 満潮 / 14:35 13cm 干潮 / 中潮(月齢:2.3)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:14
今日はかなり遅い時間からエントリー。
まずは日課のエントリー口近くにあるメギスの産卵床をチェック。。。
5/26に見つけた卵は多分、昨晩から今朝にかけてすべてハッチアウトしていて、5/28に産卵を観察した卵だけが残っている状態を想像して巣穴を覗いてみると。。。
なんと!卵が一切無くなっていた!!!!(・・;)
孵化間近の卵だけでなく、一昨日、産卵を観察した卵までもが無くなっていた。。。
いったい、何があったんだろ??
外敵に食べられてしまった???それとも孵化間近の卵と一緒に新しい卵も早熟のまま孵化しちゃったのか???それとも親が食べちゃった!!!(・・;)
。。。と頭は大混乱。。。(。・_・?)ハテ?
気を取りなおして、もうひとつの目的であったオキザヨリの卵をチェックしようと泳ぎ始めると、途中でまた新たなメギスの卵を見つけた!!!(^^)
最近は近づくとさっと暗い穴に隠れてしまうメギスを見つけると、スグに暗がりをチェックするようになっていたのだが(^^;;、大抵は穴の奥の方に卵があるのかまったく卵は見当たらないのだが、今回は穴の結構、手前の方に産卵床をつくっていてスグに分った!(^^)
しばらく、このメギスの卵守りを観察していたところ、ある事に気づいた。
んっ???えっ?!もしかして自分の卵を食ってね?こいつ。。。(・・;)
しきりに口を開け卵に顔を突っ込んでる。。。
しばらく見ているとだんだんそれは確信に変わった!
間違いなく、こいつ卵を食ってる!!!(◎_◎;)
これで一気にエントリー口近くにある産卵床の卵が一気に無くなった理由が「親による卵食」なのではないか?疑惑が強くなった。。。(;゚Д゚)
親による卵食は特に珍しい事ではない。
テンジクダイの仲間などではよくある事だし、クマノミやジョーフィッシュも親が卵を食ったのではないだろうか?と思われる事が何度かあった。
子孫を残すための戦略として食べてしまう事もあれば、ストレスによって食べてしまう事もあると聞く。
この場合、もしかして僕の観察ストレスによるものだったのかもしれない。。。(・・;)
あれだけ毎日覗かれて、ストロボをバシバシ焚かれては、さすがにストレスを感じてもおかしくない。。。
その後は昨日見つけたオキザヨリの卵を見に行った。
昨日はかなりの広範囲に産み落とされたオキザヨリの卵がいっぱいあったのだが、今日は一気に減っていた。
ウスサザナミサンゴの上の卵はかなりの数が無くなっていて、水底に落ちている卵だけがまだだいぶ残っている状態。
ちなみにサンゴは昨日とあまり変わらない状態。
昨日はオキザヨリの卵を食うゴマモンガラによってかなりサンゴが壊された跡があったけど、今日はそれほど壊されたであろう部分は少なかった。
しばらくウスサザナミサンゴの近くで待機していると、やっぱりゴマモンガラが来た!
今の非繁殖期のゴマモンガラは臆病で近づくとスグに逃げてしまうので、遠くから静かに近づいてオキザヨリの卵を食べている様子を撮影した。
サンゴの上にはもうあまり卵は残っていなかったので、水底に産み落とされた卵を中心にむさぼり食っていた。
う~ん。。。これでほとんどのオキザヨリの卵が無くなってしまうのも時間の問題だな。。。こりゃ。
多分、オキザヨリもこの辺は想定済みで、サンゴの奥深くに落ちたいくつかの卵のみが無事に孵れば繁殖成功なのかもしれない。。。
だとしたらかなり確率の悪い繁殖戦略じゃね?これ。。。(笑)
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