目立つパッチ状に白化するサンゴ

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 17.9℃
【透明度】 10m
【海況】 やや揺れ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:30-15:52
【潮まわり】 10:31 193cm 満潮 / 16:53 57cm 干潮 / 小潮(月齢:20.7)
【日の出・日の入】 日出07:13 日没17:45

今日も午後から海へ。
昨日よりは風は治まったものの、まだやや水面は揺れている感じ。。。

以前として水温は屋久島の最低水温域である17-18℃の間をさまよっている。
先日までの透明度の良さはなくなり、昨日の時化の影響かちょっと濁っていた。

先日105mmマクロで撮りに行った漁礁のスザクサラサエビを今日は24mmの広角レンズで再トライ。
スザクサラサエビがウジャウジャといて、それがある程度統率された状態で群れている様子を撮りたいのだが、この24mmはギアがないためオートフォーカス・オンリー。
さすがにちょっと厳しかった。
最前列のエビたちになかなかピントが合わない上に、余計なモノ(同じ方向を向いていない子や他の生物)まで写ってしまうため、思いのほか意図した絵にはならなかった。

できるだけ多くのスザクサラサエビを画角内に入れて、YMOの「増殖」ってアルバムがあるんだけど、そのジャケ写みたいな絵を狙っていた。
でも撮っていて思ったんだけど、これってまったく同じ方向を向いた一部(6-8匹くらい)だけに絞って撮った方が意図した絵に近くなるかもしれない。

明日は60mmでトライしてみようか。。。(^^;;

パッチ状に白化するハナガタサンゴの仲間
パッチ状に白化するハナガタサンゴの仲間
昨シーズンは稀に見る高水温が長く続いた年で、白化したサンゴも例年よりも多かった。
しかし、水温が下がってからは、こうしたサンゴも復活して元に戻ってきたのだが、一部は白化したまま残っている。
このままだと死んでしまうのだろうけど、こうした元気なサンゴの中にパッチ状に残る白い部分が、今でもかなり残っている。
まだ生きている部分もあるのだが、それは遠くから見てもとて目立ち、痛々しい感じだ。

しかも、この白いパッチ状に残った白化した部分は、ここ1週間くらい続いている低水温を経て余計に目立ってきたような気もするのだが、気のせいだろうか?
昨年の高水温の反動か、今年の冬は水温が下がるのがかなり早く、低水温の状態がやや長く続いているような気がする。(水温データは未検証だけど。。。)

サンゴ類は高水温に弱いというよりも、環境の急激な変化に弱いのだと思っているのだが、ここ数日で白化個所が増えているのではないかなぁ。。。などと漠然と思っている。


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