この時期、アオウミガメが食べている海藻

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.5℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:30-12:00
【潮まわり】 08:02 229cm 満潮 / 13:52 81cm 干潮 / 大潮(月齢:1.1)
【日の出・日の入】 日出06:59 日没17:16

今日も午前中、海へ。
相変わらず、しばらく打ち込めるようなネタが見つからない。。。(^^;;

ガラスハゼの仲間はほんと繁殖期が長い。
屋久島は割と北にあるので、1年中繁殖期だという魚は少ない。
たいていは5-11月くらいまでが繁殖期である魚がほとんどで、水温が22℃前後になるとどいつもこいつも活性が低くなる。。。

ガラスハゼの仲間と卵
ガラスハゼの仲間と卵
そんな中、ガラスハゼの仲間の産卵期はちょっと異質だ。
水温が25℃以上になる夏場(6月下旬から10月くらいまで)と真冬(12月下旬から4月くらいまで)は一度、繁殖が低調になり、22-23℃前後の水温である晩秋から冬にかけての期間と、春から初夏にかけての期間が最も産卵が盛ん(ピーク)になる。
低調になっている期間もたまに卵を見かけるので、ほぼ1年中産卵をしているような印象を持ってしまう。

今はメチャクチャ盛んな時期で、そこら中でビッシリ産みつけられた卵を見かける。
卵も体の割に大きいので、観察も容易だ。

僕のホームグラウンドの一湊タンク下にはアオウミガメは常に4-5匹棲んでいて、たいていはいつも同じ場所で寝ていたり、食事をしていたりする。
春は大好物のアオサでポイント中が覆われるので、エサには困らないのだが、秋以降はエサ取りになかなか苦労しているようだ。

紅藻を食らうアオウミガメ
紅藻を食らうアオウミガメ

紅藻を食らうアオウミガメ
紅藻を食らうアオウミガメ

一見、何も無いように見える壁をガツガツかじっていたりするので、何を食っているのかチェックしてみると、ある特定の海藻だけを選んで食べているようだ。
それは赤く丈の短い紅藻で種類は分からないのだが、これを選り分けて食べているのが分かる。

アオウミガメが食べている紅藻1
アオウミガメが食べている紅藻1

アオウミガメが食べている紅藻2
アオウミガメが食べている紅藻2

う~ん。。。苦労しているなぁ。。。
海藻が生い茂る春が待ち遠しいのは僕だけではなかった。(^^;;


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