【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 22.3℃
【透明度】 ~15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:29-16:18
【潮まわり】 05:49 206cm 満潮 / 11:37 86cm 干潮 / 17:19 219cm 満潮/ 大潮(月齢:27.6)
【日の出・日の入】 日出06:57 日没17:16
今日は午後から海へ。。。
目的もなかったので、ひとまず漁礁へ行ってみた。
そしたら。。。
わぉ!もう漁礁にはかなりの数のキンメモドキがたまっていた。(・。・;
漁礁のキンメモドキは一昨年くらいから冬の風物詩になりつつあり、毎年12月下旬くらいになるとわんさか漁礁にキンメモドキの成魚が集まり、大きな群がりをつくるようになった。
今年も1か月くらい前からキンメモドキが目立ち始めたのだが、今日は2週間くらい前の倍に膨れ上がっていた!!(・・;)
ほとんどは水底近くにギューギューにたまっていて、漁礁の下部がまっ黒になっていた。
まだまだ増えるかな~?(^^;;
今度はワイドで行こうかな。。。
帰りにオキゴンベの若魚を見つけた。
伊豆界隈では超普通種のオキゴンベ(キホン温帯種)も、屋久島くらい南に下がってくるとなかなか見られない。
屋久島に来て過去10年間で、多分5個体も見ていないと思う。
だいたい、水温が低い時期に見られ、真夏に見た事はない。
多分、琉球列島ででは見られないと考えられるので、日本での南限になるのではないかと思う。
「日本では」というのはどういう事かというと、なんと西表島よりも南にある台湾ではそこそこ見られているようなのだ。
台湾は基本的には亜熱帯~熱帯の海なのだが、大陸側はかなり温帯の海であるようで、伊豆などで見られる魚も普通種として見られるようなのだ。
屋久島で温帯種の魚を見つけると、スグに「南限か!?」と色めき立つのだが(笑)、たいていは台湾にもいたりするので(しかも普通種レベルで)、これがなかなか難しい。。。(笑)
屋久島には北限記録の魚は多いけど、台湾があるせいで、南限の魚を記録する機会はめったにないのだ。(^^;;
恐るべし台湾。。。(・・;)
南の魚と北の魚がともに”普通種レベル(つまり幼魚だけでなく、成魚も見られ繁殖もしているというレベル)”で共存する台湾。。。
なぜか日本のダイバーの間では超マイナーな海域だけど、絶対に面白い海だと思うんだけどなぁ~
今、一番見てみたい海は台湾だ。(^^)
No comment yet, add your voice below!