「オカマちゃん」どころか「モテモテ・カリスマくん」?(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.3
【水温】 24.3℃/25.0℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 やや時化気味
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 9:32-10:28/12:03-12:57
【潮まわり】 06:45 220cm 満潮 / 12:43 84cm 干潮 / 18:22 224cm 満潮 / 大潮(月齢:13.6)
【日の出・日の入】 日出06:30 日没17:33

今日は常連ゲストKさんとマンツーマンで2本。
海はやや時化気味ではあったけど、空は雲ひとつない快晴で、水面休息中も過ごしやすい1日だった。

1本目はタンク下の沖に出た。
今日の沖はとっても賑やかだった。
普段は中層に広く広がっているヤクシマキツネウオが一斉にまとまって水底付近にまで下りてきていて、そこにヒメタマガシラも集まる。
さらにはオヤビッチャやアマミスズメダイも集結して、いつも以上に魚影が濃く見えた。(笑)

いつも撮りたい、撮りたいと思っていてなかなか難しく、撮れる気がしない
「屋久島の名前を冠するだけの事はある!と誰もが認めざるをえないヤクシマキツネウオ数百匹の群れのワイド写真(笑)」
を今日なら撮れたかも!!!(・・;)

タンク下で唯一のスミレナガハナダイのオス
タンク下で唯一のスミレナガハナダイのオス
-25m付近ではタンク下で唯一1匹のみ見られるスミレナガハナダイのオスがそれなりの婚姻色となって、メスに激しく求愛していた。
タンク下にはこのオスを中心にメスが5-6匹程度で構成されるスミレナガハナダイのハレムが1つだけ存在する。

このハレムのオスはお宮前など複数匹のオスが見られるような場所(つまり争いや競争の絶えない場所)にいるオスたちとはちょっと体色が違っていて、オス特有の側面の青い斑紋(通称サロンパス)は薄っすらとしか見られず、「オカマ??」と言いたくなるようなオレンジ色の薄い体色だ。
実際、ずっとずっと「オカマちゃん」と呼んでいたのだが、しっかりメスに求愛しているようだし、多分産卵もしていそうだ。

オスの数が増えれば増えるほど、体の模様や斑紋はクッキリしてきて、体色も原色に近い赤色となり、青いサロンパスも目立つ傾向がある。(⇒https://field-note.harazaki.net/wp-content/uploads/2012/07/DSC2717.jpg
って事は、よく見る真っ赤な体色&青くクッキリしたサロンパスは、オスが多過ぎて気が抜けない不安定な社会で生きるオスたちの興奮色or牽制色なのかなぁ。。。

実はこの淡いオレンジ色の体色こそがオスの本当の通常体色なんじゃねーの?これ?(笑)

ある意味、この淡いオレンジ色の体色こそ、安定した国を絶対的な権力で治める独裁者、はたまた醜い争いごとなどせずとも自然と女の子が寄ってくるモテモテ・カリスマくんの体色なのではないだろうか。。。?
羨ましい。。。(ーー;)


Filed under: 一湊タンク下No.1, 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: ,

2 Comments

  1. このハレムのオスはお宮前など複数匹のオスが見られるような場所にいるオスたちとはちょっと体色が違っていて、オス特有の側面の青い斑紋(通称サロンパス)は薄っすらとしか見られず、「オカマ??」と言いたくなるようなオレンジ色の薄い体色だ。 http://t.co/CPiGCdh5


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