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クレナイイトヒキベラが元気!元気!

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.0℃
【透明度】 30m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:40-14:55
【潮まわり】 09:06 114cm 干潮 / 14:14 148cm 満潮 / 小潮(月齢:23.3)
【日の出・日の入】 日出06:12 日没18:33

今日もかなり天気は良い!
午前中に岡山からお越しの親子を体験ダイビングにお連れしたあと、午後からカメラを持って一湊タンク下へ。

今日の透明度は素晴らしかった!
30m超の視界!!
でも、水温は20℃以下。。。(ーー;)

昨日、クレナイイトヒキベラがかなり元気になってきていたので、今日は最初からクレナイイトヒキベラのハーレムがある斜面へ。
今日は定位置の-25m付近にいたのだが、相変わらず今日も元気にヒレをひろげていた。

クリーニング中?クレナイイトヒキベラのオス
クリーニング中?クレナイイトヒキベラのオス
どうもこのヒレの全開は求愛や同種オス(もともとここにはオスは1匹しかいないけど。。。)に対する威嚇などではないようだ。
じっと観察していると、どうもクリーニングを受けているように見える。
クリーナーはちょっと目視では見えないような甲殻類かもしれない。
必ず決まった場所でヒレをひろげて静止するので、多分そうだと思う。

あとはヒレをひろげて滑空することもあるのだが、これも必ず決まって同じ場所。

地味の極み!(笑)ホクトベラのオス
地味の極み!(笑)ホクトベラのオス
ホクトベラは屋久島ではごくごく普通に見られるベラで繁殖もしているのだが、他のベラに比べてオスの絶対数が少ない気がする。
例えばホームグラウンドの一湊タンク下では、メスは他のベラ同様に沢山見られるのだが、オスは多分2-3匹ではないだろうか?
つまり、オスのテリトリーはメチャ広いので、ダイビング中の遭遇率もおのずと下がる。

たまに見かけても、独特の黒い体色はまったく目立たず注意して見ないと気付かないくらい。
さらにものすごく高速で動き回っているので、クオリティ―の高い写真を撮るのは至難の業だ。
今でもまともな写真が撮れていないので、出会えば必ずカメラを向けるのだが、全然寄れない。

今日は思いのほか寄れたのだが(つまり大チャンス!だったのだが)、慌てちゃって色が出るくらい寄れても全然ピントが合わねぇ~
まだまだホクトベラのオスを撮り続ける日々は続く。。。

-18m付近のアオスジテンジクダイのオス
-18m付近のアオスジテンジクダイのオス
ここ3日間くらい通った-25m付近のアオスジテンジクダイの群れている場所は個体数が多く、観察しやすいのだけど、なにせ-25mと深過ぎ。
もう少し浅い場所で定点観察したいのだが、これまで浅いとこの子たちはまだ卵を咥えたオスがまったくいなかった。
今日、久々に覗いてみたら、ようやく-18mの子が卵を咥えていた!!

ここは一昨年、産卵も観察した場所。。。
今度はここに定点観察の場所を移そうと思う。

ここには8匹ぐらいが棲んでいるはずなのだが、今日は表に出ていたのは4匹だけ。
あとの連中はどこに行っちゃったんだ???(・_・;

写真のオスは頻繁に卵を吐き出しそうになっていて、どうも咥え始めたばかりのような感じ。
そろそろアオスジテンジクダイの産卵が狙えそうな季節に突入かも。。。


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