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まだウロウロしていたコバンザメ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 27.3℃/27.1℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:31-10:36/12:07-13:11
【潮まわり】 04:58 223cm 満潮 / 11:28 50cm 干潮 / 17:42 229cm 満潮 / 中潮(月齢:27.0)
【日の出・日の入】 日出06:07 日没18:12

今日は夕方の高速船で帰るゲストが4人もいたので、午前中に2本のペースで潜った。
27℃台前半の水温が普通に出るようになって、ヘタった5mmのスーツだとちょっと寒く感じる。。。
ヘタった6mm半のスーツに衣替えか??

イチモンジブダイにコバンザメ!
イチモンジブダイにコバンザメ!
午前中は一湊タンク下へ。
今は-15m付近のサンゴガレ場にキビナゴが溜まっていて、他の魚と混じってこの辺の魚影が濃く感じる。
なので、この辺でずっと遊んでいた。

1ヶ月くらい前からタンク下No.1エリアにはコバンザメの仲間がウロウロしていて、様々な大きめの魚にピッタリと寄り添っているのを見かけていた。
他の魚にくっつかず単体で1匹泳いでいるのも見かけたことがある。(笑)
今日はイチモンジブダイに着いていた。(^^;;

マルスズメダイの婚姻色
マルスズメダイの婚姻色
1本目のエクジット直前にマルスズメダイの婚姻色オスのメスへの求愛&呼び込み行動を観察。
あまり激しいものではなく、草食系若魚の淡白な求愛&呼び込みだった。(^^;;
マルスズメダイの産卵床はウスサザナミサンゴの裏側の奥まった場所にあって、産卵自体は観察しにくい。(ーー;)

2本目はお宮前へ。。。
水温は確実に落ちつつあるが、透明度はなかなか良い状態だ。
昨晩から朝にかけて大雨が降ったにも関わらず、あまりその影響を感じさせない。
意外に水中のほうが明るく感じ、寒いと言っても曇り空の陸上のほうがずっと寒い。(笑)

ハシナガベラ(yg)
ハシナガベラ(yg)
マダラタルミ(yg)
マダラタルミ(yg)

抱卵中のオイランヨウジ
抱卵中のオイランヨウジ
抱卵中のオイランヨウジをよく見かける。
この写真の子は先日からずっと卵を抱えている子。

3日前に比べてちょっと卵の色が黒ずんできた。。。


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クロテンス(仮称)の状況

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 27.9℃/28.0℃/28.1℃
【透明度】 25m/25m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:27-10:33/11:59-12:58/15:00-16:11
【潮まわり】 07:33 238cm 満潮 / 14:03 40cm 干潮 / 20:13 237cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:00

今日は終戦記念日。。。である事をすっかり忘れていた。。。(・・;)
お盆中は毎年、余裕がなさすぎる。

今日は一湊エリアでのんびりダイビング。

お盆中、一眼のゲストがNさんしかいないので、今日もベラの写真が続きます。。。(^^;)
「ベラが好き!」というダイバーは皆無に等しいので(笑)、なかなか読んでくれる方も少ないかと思いますが。。。
「スズメダイが一番好き!」、「ハゼが一番好き!」というダイバーは沢山いても、さすがに「ベラが一番好き!」はあまり聞いたことがない。(笑)
イトヒキベラ好きは結構いるのになぁ。。。おかしいなぁ。。。やっぱ地味過ぎるかな。。。?それとも普通種過ぎる?(^^;;

ちなみにベラ・ガイドのリクエストは大歓迎です!(^_^)

常連Nさんのリクエストはいつでもベラなのだが、一応、どのポイントにもいる種類なので、特殊なポイントに行かなくても何かしら見れるので助かる。
一面が砂地のポイントでもそれは同じ。
普通のベラはキスジキュウセンとコガネキュウセンくらいしかいなさそうなゼロ戦だって、ハゲヒラベラ、ホシテンス、ヒラベラ、クロテンス(学術的にはホシテンスとされている?)、テンスモドキ、テンスモドキ属の一種など、テンスの仲間だけはいろいろいて楽しめる。
そう。。。テンスもベラの仲間なのだ。(笑)

ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
さて、この砂地にはクロテンス(学術的には日本で見られるこの手の仲間はホシテンスとされている?⇒魚類写真資料データベース – KPM-NR0061660)が沢山いるのだが、同じくホシテンスも成魚、幼魚ともによく見られる。

昔、この魚はXyrichtys nigerと同定され、クロテンスと呼ばれていた事がある。(⇒Xyrichtys niger
しかし、今はホシテンスの若魚だとされているようだ。

ちなみにホシテンスの幼魚は以下のような写真の連中だ。

ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚

僕はどうしてもこれが納得できずにいる。
このクロテンス(仮称)がXyrichtys nigerであるかどうかは、研究者ではないのでまったく分からないが、ゼロ戦の砂地で動きや生息状況を見ているとどうしてもホシテンスだとは思えないのだ。
上のホシテンスの幼魚(黒)は体長3-4cmくらいで通常は頭を下にしてフラフラ漂っていて近づくと砂に潜るのに対し、クロテンス(仮称)は15-20cmくらいの大きさですでにフラフラなどしておらず、ドッシリと横位置で佇んでおり、近づくと横方向にどんどん泳いで逃げていく。。。
通常、ホシテンスでこのサイズ(20cm)くらいになると頭の第一背ビレはほんとんど目立たなくなっている。

しかし、ゼロ戦付近で沢山見られるクロテンスは何年も同じテリトリーにいて(←ここが結構大事なポイント:1匹、2匹がたまに見られるというレベルではない)、同一個体が2-3年同じ場所で見られ続けるのだ。
求愛やクロテンス同士の喧嘩もたまに見られ、僕はこれでこの魚の立派な成魚サイズなのではないかと思っている。
(ちなみにホシテンスはまだまだ大きくなって立派な成魚は30cm以上になり、棘状の第1背ビレは完全になくなる)

ではこのクロテンスの幼魚はどいつなのか?というと。。。
これはまだ確信はないのだが、ゼロ戦界隈でよく見られる以下のような黒い子なのではないかと思っている。(体長2-3cmくらい)

ただ、まだこのサイズのクロテンスの産卵を見ていないのが弱い。。。(・・;)
これが見られれば、ますます確信できるのだけど。。。

クロテンスの幼魚???
クロテンスの幼魚???
???
???

最後は一湊タンク下の浅場でのんびり。。。
Nさんのリクエスト、ハシナガベラの幼魚を探した。
ちょうど、1匹浅場で押さえている子がいたので、それを撮ってもらった。
いや~成魚ほどではないけど、やっぱり奥まった暗がりにどんどん逃げる傾向があって撮りにくい。。。(-o-;

ハシナガベラの幼魚
ハシナガベラの幼魚
ゴシキイトヒキベラ?
ゴシキイトヒキベラ?


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