【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 25.6℃/25.5℃
【透明度】 30m/30m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:29-12:35/14:12-15:29
【潮まわり】 04:47 37cm 干潮 / 11:34 200cm 満潮 / 17:19 124cm 干潮 / 小潮(月齢:5.6)
【日の出・日の入】 日出06:24 日没17:40
今日は2回目の来店、Kさんご夫妻を2本目からガイド。
ここ数日はずっと晴天&ベタ凪ぎが続いていて、なかなかのグットコンディションだ。
ホームの一湊タンク下というポイントは、僕が屋久島に来た約10年前に比べてかなり荒廃が進んでいて、当時は活き活きとして鮮やかだったハナガタサンゴの類は今では色も褪せ、何か元気もない。
原因は多分、泥化が進んでいるからだ。
浅場の砂地は以前は、砂粒が荒く、サラサラとしていたのだが、今では砂と言うよりは砂泥と言ったほうが良いくらいの砂質で、ちょっと煽ると煙幕が上がるようになってしまった。
その証拠に、当時はほとんど泥ハゼの類はいなかったのに、今ではヤツシハゼの仲間を中心に、内湾の湾奥によく見られるようなハゼがそこらじゅうで見られるようになってきた。
年々、その傾向は強まってきていて、今年もこれまではせいぜい幼魚が見られる程度だったニュウドウダテハゼのなんと成魚が出現して驚いていたのだが、今日はまた驚きの泥ハゼが出現した。。。(¨;)
なんとケショウハゼの成魚が急に現れた!
ドロドロの港の中ではあるまい、まさかケショウハゼまでもが出てしまうとは思わなかった。。。( ̄□ ̄;)!!
屋久島は周囲が断崖絶壁の島で深い内湾などがほとんどないような島なので泥環境はほんと少ない。
しかも川の水は高い位置から一気に流れ落ちるため河口さえもそれほどドロドロにはならないのだ。
なので泥ハゼの類はこれまで記録も少なかった。
そんな中で見つかる泥ハゼの類は、これまで奄美諸島を北限とするような種類がほとんどで、たいていは北限記録になるものばかりだ。
オイランハゼもそうだし、ニュウドウダテハゼもそう。
ヤノスソビキハゼやヤツシハゼの類もそうだ。
今回のケショウハゼも当然、北限記録だろう。。。
でも喜んで良いのやら、嘆いたほうが良いのやら。。。┐(‘~`;)┌
次に行った時、ペアになっていたら、ど、どうしよう。。。(・_・;)