タグ: ナガブダイ

タマカイの行動範囲

【ポイント】 永田灯台下⇒オツセ
【水温】 27.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:18-12:18
【潮まわり】 05:45 235cm 満潮 / 12:35 17cm 干潮 / 19:06 235cm 満潮 / 大潮(月齢:13.0)
【日の出・日の入】 日出05:36 日没19:12

今日から2日間はファンダイビングの予約が入っていなくて、来島中の川本夫妻と思い切り遊ぶ予定だったのだが(笑)、台風9-10号の接近により、急遽帰ることになった。
メチャクチャ楽しみにしていたのだが(マジで)、これは仕方がない。。。

永田灯台下は巨大な花崗岩の1枚岩がゴロゴロ。。。
永田灯台下は巨大な花崗岩の1枚岩がゴロゴロ。。。
お二人が”似合わない”陸観光をしている間、僕は同業者の船に乗り合って、普段はほとんど入らない永田灯台下に行ってきた。
前回、このポイントではイソマグロやギンガメアジなど回遊魚の群れに巻かれながらも、残タンクで潜るという失態を犯してしまったので、今日はフル充填の14Lタンクで張り切ってGOー!!\(^o^)/
しかし、今日は特に回遊魚の群れには当たらなかった。。。(^_^;)

それでも青々とした透明度の良い海は泳いでいるだけでも気持よかった。(^^)

警戒心の強いタマカイ
警戒心の強いタマカイ
唯一の被写体は巨大なタマカイ!
たま~にお隣・オツセで出会う同じ子だと思うのだが、今日は永田灯台下にいた。
多分、屋久島で見られるタマカイは北限ではないかと思う。
しかし警戒心が強くて、しばらくはヌ~と近づいてくるのだが、こちらから近づくとスグに岩の下に入っちゃう。。。
ここがいつもの棲み家なのかと思ったけど、この永田灯台下によく潜る同業者に聞いてみるとタマカイに会ったのは初めてだという。

こいつってどれくらいの距離を移動しているのだろう?
テリトリーはどれくらいの広さなのかな?
仲間はいるのだろうか?
もしかして、この灯台下で産卵していたりするのか???

上がる間際、灯台の先端付近に沢山のナガブダイたちが集まっていて、産卵(ペア産卵)していた。
時間は正午前後。
僕的には回遊魚以上に興味深いイベントなのだが、さすがにドリフトで、かつ同業者と一緒だったのでずっと観察しているわけにもいかず。。。
う~っ。。。ちょっと残念。。。

この灯台の先端は屋久島一潮通しが良いので、この手の魚の産卵は結構見れそうだ。
回遊魚じゃなくて、産卵狙いでこのポイントに入っても面白いかも!

いろいろな意味で、もう少しオツセ~永田灯台下の間を潜り込まないとなぁ。。。と感じた。


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100万種のキャンドル・ナイト

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.2℃
【透明度】 30m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:12-17:18
【潮まわり】 07:34 106cm 干潮 / 13:53 172cm 満潮 / 長潮(月齢:9.4)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:29

徐々に西高東低冬型の気圧配置になりつつあって、今日も北西の風が吹く寒い1日。
一湊湾内は思ったよりは時化てはおらず、安心してエントリーしたけど実際はかなりウネっていた。。。(^^;)
驚いたのは透明度でいきなり30mオーバーのクリアーな海が広がっていた事。

今日は前半、昨日浅場で認識したヒドロ虫の仲間にずっと張り付いていた。
深場のネギボウズ(昨日のログ参照)を先に撮ろう。。。と計画していたのだが、結局浅場のヒドロ虫にハマってしまって深場には降りなかった。
浅場はそれなりにウネっていたので、体の固定が大変だったけど、それ以上に厄介だったのが、この生き物がウネリに合わせてユラユラ揺れることだ。
「ユラユラ」という表現は間違いかもしれない。。。「バサッバサッ」が正解かも。。。
水中の揺れと共に一斉に群体すべてがバサッとあさっての方向を向くのだ。(ーー;)
小さな生き物なのでピントもかなりシビア。。。

キャンドル・ジュンもビックリだわ。。。これ(笑)
キャンドル・ジュンもビックリだわ。。。これ(笑)
それでもこの生き物は美しかった。
その場でシャッターを押すたびにモニターを見ては溜息。。。ほんと綺麗だな。。。
トリミングする事を前提に構図をあれこれ考えながら撮影していたら、200枚くらいはシャッターを切っていた。
それでも帰ってからPCで見てみると、何かイメージと違う。。。
多分、場所によって狙った構図で撮れるかどうかが決まってくるみたい。
これからも「いい感じ」で群生している群体を見つけるたびにカメラを向けるんだろうな。。。(笑)

ちなみに昨日の群体は今日はすでに美しい青い光を放ってはいなかった。
また注意してみてみると、触手がすべて縮んでいる群体も多い。
こいつらの寿命ってどれくらいなんだろ?

ナガブダイにまとわりつくコバンザメ
ナガブダイにまとわりつくコバンザメ
後半はずっとナガブダイに着くコバンザメのストーカーに。。。(笑)
このコバンザメは8月末くらいからずっと一湊タンク下の浅場で見られ続けている子なのだが、乗り物(取り付く先)はコロコロ変わっていて前はイチモンジブダイに着いていた(まだウロウロしていたコバンザメ)事もあるのだが、今はナガブダイのオスに着いている。
多分、この4-5ヶ月の間に3-4匹のブダイに着いているのだが、こいつが着いたブダイは例外なく動きが鈍い。
動きが鈍いから着いたのか、着いたから動きが鈍いのかよく分からないが、通常ブダイ類の成魚なんて近寄れば猛ダッシュで逃げていき、とても追いつかないのだが、コバンザメが着いた子は容易に近寄れ、追いかけてもゆっくり追いかければ見失うことはない。
またコバンザメが着いたブダイはテリトリーがメチャ狭く、遠くには絶対に逃げず、同じ狭いエリアをウロウロしているだけ。。。
まるでコバンザメに寄生され、コントロールされているかのような動きなのだ。(笑)

スタッフの真由が2週間くらい前に見た時はイチモンジブダイに着いていたらしいのだが、このイチモンジブダイはかなり弱っているように見え、今にも死にそうだった状態だったそうな。。。
「寄生」というのは考えにくいので、もしかしたら取りつきやすい魚に着く傾向はあるかもしれないから、死期の近いブダイに着くってのはあるかもしれない。
だとしたら死神だな。。。こいつ。(笑)


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バブの効力

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.8℃
【透明度】 15m
【海況】 時化
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:24-16:10
【潮まわり】 07:16 82cm 干潮 / 13:36 187cm 満潮 / 長潮(月齢:23.9)
【日の出・日の入】 日出07:09 日没17:20

ガオォー!!!
ガオォー!!!
まだ凪ぎない。。。
ゲストが帰って週明けの月曜日はいつも凪ぎるのに。(笑)
こうして少しづつ、冬の「週末は必ず時化る」という悪循環から脱してくれればいいのに。。。
って言っても、週末にゲストがいるわけじゃないから、どうでもいい話ではあるのだけど。(笑)

海の中は見た目よりもウネっていて、撮影中も体の固定が大変なくらい。
今日は「海なし」でも良かったかな。。。と思わなくもない。(^_^;)

今日はスタッフと午後から海へ。
嫁さんに頼まれて入浴剤のバブをロクハンの中に忍ばせてエントリーした。
ちょうど時を同じくして、富戸のダイバーと青海島のダイバーから「バブをロクハンの中に忍ばせて入るとカイロみたいで温かい」という話を聞き、僕よりも嫁さんが興味を持ち、本当に温かいのか試してみて!と言うのだ。。。
つーか、自分で試せって。。。あんたダイバーやん。。。(笑)

添加物の多い市販のバブはもろに環境破壊のような気がしなくもないので(笑)、嫁さんお手製の重曹とクエン酸で作った無添加バブをロクハンの中に忍ばせた。
そしたら。。。
温かい!!!w( ̄▽ ̄;)w!!

クリーニング中。。。
クリーニング中。。。
実際はバブを水に入れると約1.5℃水温が下がると聞いていたので(笑)、せいぜいアワのおかげで「温かいような気がする。。。」程度のものかと思っていたのだが、超温かい!!
これはもうカイロを入れて潜っているようなものではないか!
周囲の水も温めているようで、写真撮影時に頭を下げたような無理な格好をすると、その温まった海水がロクハンの中で上昇し気持ちいい。(^^)

それから凄いのが、こんなんスグに溶けちゃうでしょ。とか思っていたのだが、僕の2時間程度のダイビングでも全然溶けない。
上がる直前もまだちょっと残ってるし。。。

いや~スゲーなこれ。
ただ。。。エクジットして、バブを当てていた辺りの皮膚を見ると。。。赤くなってる!!!
そう僕は皮膚が超弱いのを忘れていた!


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