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ウミウシの卵

【ポイント】 志戸子
【水温】 19.8℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:59-16:50
【潮まわり】 05:47 198cm 満潮 / 12:07 39cm 干潮 / 18:08 198cm 満潮 / 大潮(月齢:13.3)
【日の出・日の入】 日出05:53 日没18:44

先日のガイドで久々に潜った志戸子がそこそこ面白かったので、今日は1人でカメラを持ってエントリー。
志戸子というポイントは、ほとんど入る業者はいないビーチポイントで、うちも先日のガイドはホント久しぶりだった。
このポイントのメインエリアはこの辺では最大級のウスサザナミサンゴの大群体がある辺りなのだが、今日はその手前にある転石地帯でずっと遊んでいた。

浅いポイントで天気も良かったので、割と水中は明るかった。
先日のガイドでも紹介したコバルトツツボヤやフクリンアミジという海藻を撮ったりしながら、転石下の小物を探したりしていた。

ウミウシの卵に着くチゴミノウミウシ
ウミウシの卵に着くチゴミノウミウシ
転石裏にはベージュ色のウミウシの卵(種は不明)が結構着いていて、そこには必ずと言っていいほどチゴミノウミウシが着いていて、このウミウシの卵を食べていた。
ウミウシの卵は一見すると花びらのようだけど、これをよ~く見ると中には卵の粒々が整然と並んでいて、これを透明な被膜が覆っている構造をしている。
なかにはあらかた食べつくして、卵を覆う透明な被膜だけとなり、真っ白くなった卵の上に着いているものもいた。

こういう連中はライトを当てて撮影を始めると、かなり早いスピードで卵から離れていくのだが、逃げ込む先を知ってちょっとビックリ!
なんと彼らは石灰質でできたゴカイ類が棲んでいたと思われる転石裏の棲管の中に入り込んでしまった。
チゴミノウミウシはウミウシ類の卵の上に乗っかった連中しか見た事がなかったのだが、そうではない時はどんなところに棲んでいるかなんて考えたこともなかったけど、こういう場所が普段の住家なのかもしれない。。。


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