【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.7℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ、水温がとうとう25℃台に。
【天候】 雨
【潮まわり】 10:53 200cm 満潮 / 16:27 128cm 干潮 / 中潮(月齢:5.3)
【日の出・日の入】 日出06:18 日没17:49
水温は26℃前後で下がり気味。
もう上下ロクハンじゃないと厳しいかな。。。
午前中の体験ダイビングを終えて、午後から先日、ゲストが見つけたタテスジハタの幼魚をようやく撮りに行く事ができた。
14:30頃、ウスサザナミサンゴの上を通過しようとしたら、オニベラがペア産卵。
先を急いでいたので、そのまま通過。。。観察したのは1回の産卵のみ。
タテスジフエダイの幼魚は遠目ですぐに分かった!
いやいや、派手な魚だ。。。(・_・;
通常、ハタ類の子供はとても警戒心が強く、スグに隠れてしまう種類が多いのだけど、タテスジハタの子は違った。
近づいても盛んにプランクトンなどを捕食したり、近辺にいる他の小さな魚を威嚇しようとしたりと、メチャクチャ元気で気が強い。
カメラを構えているとポートにグングン近づいてくるくらい。
僕も威嚇されていたのかもしれない。。。(笑)
15:00前後、しばらく、観察したり、撮影していると、スグ目の前でもっと面白いモノを見つけてしまった。。。!w( ̄▽ ̄;)w!!
目の前の小さな岩のオーバーハングした部分でヒレグロスズメダイのペアが産卵してるっ!
産卵床は天井でしかも狭いのでまったく見えないのだが、メスは逆さになって卵を産みつけ、オスは産卵管周辺を愛撫する。
オスの放精はメスが産卵床を離れたあとでまとめてやっているようだ。
メスは一定量、卵を産むと産卵床を離れ、少し経つとまた産みに舞い戻ってくるのだが、面白いのがメスが帰ってくると、ペアは必ず産卵床の前で口と口を合わせてキスをする。
ブチュってな感じで。(笑)
そしてまた産卵を再開するのだが、この瞬間を撮りたくてメチャ頑張ったのだけど、結局、その瞬間は撮れず仕舞い。。。
-16mなのに、さすがに粘りすぎたのかDECOが出てしまった。。。(ーー;)
これも産卵前のひとつの儀式なのだろうか。。。
16:00前後、帰りに浅場のハナゴイを見ると、激しく求愛していた。
オスはメスの上に来ると、体を小刻みに震わせ産卵を促す。
時間的にちょっと早い気もしたけど、今日は空が厚く黒い雲に覆われ、水中はいつも以上に暗い。
そうした事が関係しているのか分からないけど、もうスグ産卵しそうな状態だった。