【ポイント】 元浦
【水温】 26.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:18-17:25
【潮まわり】 09:37 208cm 満潮 / 15:57 65cm 干潮 / 中潮(月齢:18.8)
【日の出・日の入】 日出05:28 日没19:20
台風6号は結局、屋久島のかなり東側を抜け、暴風圏にも入らず、屋久島の北部は風がやや強く吹く程度で終わった。
(南部には大きな台風ウネリが打ち寄せたようだけど。。。)
それでも2日間は時化で海には入れず、ダイビングの予約もキャンセルが相次いだ。
2か月ぶりの海なしでちょうど良い窒素抜きになったかもしれない。。。(笑)
今日も北西の風は強くて一湊湾内はまだまだ時化ていたけど、風裏の元浦はなんとか凪ぎたのでより静かになった午後から1人で海へ。。。
元浦は台風通過までかなり長い期間時化ていたので、海の中には思い切りその影響が見て取れた。
砂はかなり深くえぐれ、白い岩盤がむき出しになっていて、ハマサンゴなどがひっくり返っていた。
時化前から観察していたニジギンポの卵は無事だったのだが、見るともう目玉が見えていて孵化も間近に迫っているようだった。
こちらが約10日前の卵だ。⇒ヘビギンポ歴12年!ついに分かったかも?ゴマフヘビギンポ! | Field Note - 屋久島の海と川の記録 –.
この頃はまだまだオレンジ色の卵が目立っていたが、これらがここまで成熟したのだ。
屋久島ではタイドプールなどで良く見られるサンゴカサゴ。
元浦は全体的に浅いポイントでこのようなタイドプール環境で見られる魚がよく見られる。
サンゴカサゴは一応、Scorpaenodes scaberという学名を当てられているが、これはどうも誤同定のようで未記載種(新種)になるようだ。
また同じ環境で見られる似た種類にグアムカサゴという魚もいるのだが、この2種は最近DNAを調べたらまったく違いが見られなかったそうだ。。。
つまり、サンゴカサゴとグアムカサゴはシノニムの可能性があり、未記載種(新種)かもしれない。。。
左写真は同じマンジュウヒトデに着いていたヒトデヤドリエビ。
左側がヒトデの裏、右側がヒトデの表だ。
裏と表でまったく色や模様が違う。。。(当然だけど。。。(^^;))
裏側の方が派手だけど、僕は表側のシックな模様が好き。(笑)