【ポイント】 お宮前/横瀬
【水温】 25.6℃/27.5℃
【透明度】 25m/25m
【海況】 やや風波
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 13:31-14:31/16:24-17:19
【潮まわり】 07:39 236cm 満潮 / 14:25 7cm 干潮 / 20:56 234cm 満潮 / 中潮(月齢:1.8)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:24
今日の午前中は体験ダイビング。
ゲストは鹿児島からお越しのダンサーさんたち。
当然、運動神経は抜群に良いので、すぐに水中環境に慣れ、メチャクチャ、スムーズに終わった。。。
午後からはガイド。
1本目はお宮前へ。。。
先日、見つけたヤクシマキツネウオの幼魚はまだ元気だった。
ちょっとだけ時期外れではあるけど、これを見ると夏という感じがする。(^^)
今日はある程度、潜り込んでいる方が揃ったので、2本目は久々の横瀬へ。
昨日がかなり流れていたのでちょっと不安だったのだが、やっぱり流れていた。。。(・・;)
沖には行かず、手前だけでのんびりダイビング。
日本の海水魚 (山溪ハンディ図鑑)に「ハナダイギンポ」として載っている子。
この魚は薩南海域ではよく見られる子で僕はニラミギンポの黄化個体ではないかと思っている。
ここ横瀬にも2個体(ペア)が見られ産卵もしているようなのだが、2匹とも同じように黄色っぽい体色をしているのが面白い。
こうした子が見られるのは必ず潮通しの良い環境で、「ハナダイギンポ」のようにキンギョハナダイと混泳している事が多い。
初めは婚姻色なのかと思っていたけど、ずっとこの体色を保っており、メスらしき個体もこの体色なので多分、ニラミギンポは環境によって体色を大きく変える魚なのではないだろうか?
ちなみに屋久島では「ハナダイギンポ」もたまに見られ、こんな感じの魚。⇒増殖するテンジクダイのチビたち | Field Note - 屋久島の海と川の記録 –
追い詰めたりしてビビらせるとニラミギンポとまったく同じ斑紋が顔に浮き出る。
なので、穴の中から顔だけをを出しているような状態だったりすると、完全にニラミギンポで(笑)、迷う事はない。(この写真は全身写真なので分かりにくいが。。。)
穴から顔を出していたタテガミカエルウオ。
いつもは撮りにくいのに穴の中に入っているとさすがに撮りやすい。。。(笑)