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屋久島では未記載種が最優占する事もよくある。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.2℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潮まわり】 08:50 217cm 満潮 / 14:30 104cm 干潮 / 中潮(月齢:17.9)
【日の出・日の入】 日出06:51 日没17:18

今日は午前中に海へ。
連休明けの平日はまた元の静かな一湊に戻った。
海にダイバーの姿は皆無。。。(笑)

クロユリハゼ属の一種
クロユリハゼ属の一種
今日は特に目的もなかったので一気に深場に下りて、いつもはあまり見ないような水底環境を見て周った。
-30m前後まで下りるとそこら中で見られるのに、今までこのLOGでは紹介する事がなかったのが、このクロユリハゼ属の一種だ。
外海環境の永田などでは-30m以深ではオグロクロユリハゼが最優占するが、湾内環境の一湊タンク下の同じ水深ではこいつが最優占する。
屋久島ではよくある優占種なのに未記載種というパターンのひとつ。。。(笑)
通常はペアで行動し、近づくと巣穴から離れながら2匹で逃げ、最終的には巣穴まで帰ってきて穴に入ってしまう。

シリウスベニハゼ(メス?)
シリウスベニハゼ(メス?)
深場の水底では結局、これといって発見もなく、スゴスゴと引き返した。。。
小さな岩の表面を見るとシリウスベニハゼが結構見られるのに気づいた。
こんなに沢山いるのに今まで気づかなかったのは、先入観以外の何者でもない。
「ベニハゼとは暗いオーバーハングしたような場所の壁面や天井に生息する」という。。。(笑)
そういう意味でもこのシリウスベニハゼの生息環境にはほんと驚いた。

エリグロギンポ
エリグロギンポ
浅場に帰ってきてからエリグロギンポを見つけた。
エリグロギンポは屋久島では決して多く見られる魚ではないのだが、この子は先々月末から1週間ぐらいある場所で見られていた子(⇒イレギュラーなハナゴンベの極小チビ)ではないだろうか。。。?
最短まで寄っても全然逃げない。。。警戒心は薄い。。。


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イレギュラーなハナゴンベの極小チビ

水底にギンガクラゲが大量に落ち、死んでいた。-5m。広範囲にわたって。(クレーン下)

posted at 23:13:51

通称・人面テンスが砂地に多く見られた。特に5cmくらいの若魚サイズが多い。-5m。(クレーン下)

posted at 23:15:38

依然としてオオハナガタサンゴ界隈にアカカマスの群れ。100匹くらい。-6m。(一湊タンク下)

posted at 23:18:22

先日、同業者から教えてもらったエリグロギンポの巨大成魚。いまだ健在。-6m。(一湊タンク下)

posted at 23:18:48

一湊タンク下ではイレギュラーなハナゴンベの極小チビ発見。-17m。(一湊タンク下)

posted at 23:20:45

カスミオイランヨウジのペア。1匹は抱卵中。-15m。(一湊タンク下)

posted at 23:22:41

ガラスハゼはまだまだ卵ビッシリ。メスのお腹は卵でパンパン。繁殖絶頂期続く。-20m。(一湊タンク下)

posted at 23:31:13

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