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寄生生物の研究者

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 22.9℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 12:36-14:03
【潮まわり】 07:58 79cm 干潮 / 14:20 189cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出07:09 日没17:20

地元の大学に熱心な海洋生物の研究者がいると何かと心強い!
魚に関しては15年以上の付き合いがある研究者・M氏が地元・鹿児島大学にいるため、ホントいろいろと勉強になってる。

今日は、そのM氏の紹介で今年から鹿児島大学に赴任した研究者・U氏が来島。
到着後、すっかり生物の話で盛り上がってしまい、ダイビングのスタートが正午過ぎに。。。すっかり遅くなってしまった。。。(^^;)

ちなみにU氏の専門は寄生生物の分類!(笑)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これも種類が多いらしい「ウオノカンザシの仲間」
これも種類が多いらしい「ウオノカンザシの仲間」
ご存知の方も多いかもしれないが、現在、一部のダイバーの間では海の寄生生物がちょっとした注目を浴びていて、僕もかなり強い興味を持っている生物だ。
寄生生物は「マジでもれなく面白いに違いない!」その生態や生活史はもちろん、その存在自体にストーリー性があるのがいいっ!(^^)
その寄生生物と宿主との相互作用から、もっと大きなレベルでの地球上の生物全体の「つながり」に思いを馳せてみたり。。。と、僕の妄想欲求を十分に満たしてくれる。(笑)
常に観察ネタや水中写真の被写体にストーリー性を求める僕としては、寄生生物は最高のネタなのだ。

しかし、寄生生物はどれも未記載種ばかり。。。(^^;)
その分類を専門とするU氏と知り合えたことで、僕のこの手の生物に対する興味はますます膨らんできそうだ。(^^)

屋久島では寄生生物が目立ち始めるのは、水温が下がり、水も悪くなる、黒潮が外れた冬から春にかけての時期。
まさに今からのシーズンだ。
しかし、今年はまだ水温もそれほど下がっておらず、水も青々している。。。(笑)

寄生生物もあまり目に付かなかった。
まぁ、今回は下見という事で。。。


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