温帯種

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 24.0℃
【透明度】 30m
風は南にまわり、一湊界隈の海は凪ぎ。
天気も良い。


昨日までの激速っの潮と漂う多数の浮遊物から黒潮は確実に動いていると感じ、今日は抜けまくった真っ青な黒潮ブルーの海を期待してエントリーしたのだが。。。
水温は昨日同様に冷たくはなく、透明度も悪くはないのだけど、真っ青な黒潮の海には程遠かった。。。(・・;)
潮は昨日までとは逆の湾内に入り込む潮。
漁礁まで行こうと企んでいたが、向かい潮が強くてやめた!疲れるし。
hotateumi.jpg砂地には水温が低い時期限定で見られるホタテウミヘビが顔を出していた。
相変わらず、目が怖い。。。怖すぎる。。。(・・;)
この魚は屋久島が南限だろうか。。。?
沖縄・奄美方面では見られるのだろうか?
あっ、台湾で見られそうだな。。。
大抵の温帯種の南限記録は台湾が握っているという噂だ。

migimaki1.jpg今年は例年以上にミギマキの幼魚が目立つような気がする。
ミギマキは屋久島では一応、成魚も見られるが数は少ない。
この魚も温帯種で屋久島近辺の海が南限になると思うのだが、これも台湾だったらいそうだな。。。
恐るべし台湾!
国内のいろいろな地域の海が「温帯種と亜熱帯種の混在」をうたっているが、多分、温帯種と亜熱帯種の混在っぷりは台湾には敵わないだろう。。。(-。~;)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: ,

2 Comments

  1. ホタテウミヘビは通年見られ
    ミギマキもタカッパもみたことありますが
    幼魚は見た事ありません。
    ちょっと前までカゴカキダイが沢山いたけど
    最近見なくなりました。

  2. > ホタテウミヘビは通年見られ
    あらら。。。そうなんですか。。。
    温帯種というわけではないんですね。。。。
    > ミギマキもタカッパもみたことありますが
    > 幼魚は見た事ありません。
    「見たことがある」という表現はこの2種は少なくとも慶良間では稀という事ですか?(イレギュラー?)
    常時、見られるというわけではないのですか?
    カゴカキダイも含め、こうした魚の分布状況(レギュラー&イレギュラー)が一目で分かるようなシステムを僕ら現地ガイドで作れないですかね~
    それが分かれば、自分のフィールド”ならでは”の魚、見せるべき魚が分かり、ガイドもしやすくなると思うんですよね。。。
    それは学術的なものではなく、ダイビング・ガイドに役立てるという目的なので、多くのダイバーが潜るダイビングエリア内だけの話でOKだと思います。
    ガイドのネットワークを構築して、こうした魚類分布&魚類層把握システムができれば、例え最初は「ダイビング・ガイドに役立てる」という目的であったとしても、そのうちにそうした情報の積み重ねは学術的にも貴重なものになる気がします。


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください