スグに見つかる屋久島での紛失物!(笑)

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下沖/一湊タンク下
【水温】 20.9℃
【透明度】 10m
今日はよく晴れて暑い1日だった。
でも、水温は変わらず。。。
でも外が暖かいと、昨日ほどの寒さは感じなかった。
問題は透明度だ。。。昨日以上に濁ってしまい、1本目なんて5m程度の透明度。
いったい、どうしちゃったんだ???屋久島の海は!!
今日は同業者と会うと、この話題で持ち切りだった。
GWに入ってゲストの水中での紛失物が相次いだ。
昨日はスントのダイコン、今日はオリンパスのデジカメ!
すべて、ボートポイントでのエクジット間際の紛失なので、普通なら諦めるところ。。。
しかし、共に数時間のちには他の同業者によって拾われ、事なきを得た。
屋久島では水中紛失しても、スグに見つかりま~す♪
ご安心を。。。(笑)

okei-futahoshi.jpg

ここのところ、のんびり地を這いながらのフィッシュウォッチングをしていなかったのだが、かえってこんな状況の悪い海ではあまり泳がず、じっくり潜った方がいいかも。。。
そう思ったら、こんな環境でも気が楽になって、なかなか面白いダイビングができた。
写真はフタホシキツネベラ(yg)。
幼魚は毎年この時期に現れるのだが、屋久島では成魚はまだ未確認。
チビたんは今季初記録!
横にいたコガネキュウセン(yg)とそっくり!

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ちょうどゲストからエントリー前に図鑑を見ながら、マツバスズメダイは屋久島にはいないのか?と聞かれていた。
ちょうどいいタイミングでマツバスズメダイ(yg)のチビを発見!
「発見」という言葉から分るように、屋久島ではマツバスズメダイは幼魚~若魚のみがたまに深場で見られる程度。。。
成魚は未だに目撃例無しなのだ。
沖縄などでも群がりが見られるようなので、どこかにいるとは思うのだけど。。。

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マジマクロイシモチは毎日、口内保育中の個体を見かける。
相変わらず、よく分らないオス・メスの構成とその関係。。。(-_-;)
今日覗いたガンガゼには口いっぱいに卵を抱えたオスが2匹に、普通の子が1匹。。。
この卵をくわえていない子がメスだとすると、2匹のオスに託卵????
オス同士はよく平気だなぁ~ケンカとかしないのかな。。。こんな狭いガンガゼの中で。。。
それともまったく別のガンガゼに棲むメスが通ってきて、オスに卵をくわえさせるのか。。。?
ほんと、謎が多い魚だ。

okei-hime.jpg

3本目のエクジット直前、産卵を見る気もなく、ヒメテグリを手に乗せたりしながら遊んでいたら(m(_ _)mスマン)たまたまオスとメスが至近距離に。
次の瞬間、オスは激しく求愛を始めた。。。(-_-;)
その時、初めて時計を見たら、時間は18時20分。
日没40分前だった。
あらら。。。もうそんな時間なのね。。。
でも、まだメスはまったくその気はなく逃げるばかり。
さすがに今日は産卵を見ずにエクジットした。


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