タグ: モンツキベラ

い、いない。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:48-16:45
【潮まわり】 07:36 114cm 干潮 / 12:45 146cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:48

今日は午後から海へ。。。
今日もシモフリタナバタウオの幼魚を撮ろうと、一気にその場所へ。(笑)

しかし、いなかった。。。
かなり周囲を探してみたけど、まったく見当たらない。(・・;)
ちょっと時間をおこうと、その場を離れて周囲を散策し、また戻ってと、これを繰り返していたけど、やっぱり最後まで姿を現すことはなかった。。。

穴の中にいたカイアシ類
穴の中にいたカイアシ類
このシモフリタナバタウオの幼魚を撮り始めてから、ずっと気になっていたのだが、この穴(亀裂?)には写真のようなカイアシ類がウジャウジャいて、シモフリを撮っていると必ず写真に入ってきていた。
きっとシモフリのチビもこの浮遊性のカイアシ類を食っているんじゃないかなぁ。。。
つまり、この穴は食料が豊富なわけだ。(笑)
しばらくはこの穴から離れるとは思えないんだけどなぁ。。。

シモフリタナバタウオの幼魚の「出待ち」中は、水底を散策したり、中層を漂ってプランクトン類をチェックしたりしてた。
水底ではハナヒゲの幼魚を撮ったりしながら、散策しているとキツネベラの仲間(Bodianus=タキベラ属)の幼魚が目立つ事に気づく。
ちょっとした暗がりを覗くとケサガケベラやスミツキベラの1cmくらいの幼魚が目立ち、フトヤギなどを覗くとモンツキベラの幼魚がよく着いてる。
キツネベラの仲間は屋久島では晩秋が繁殖期のピークである種類が多く、幼魚が増える時期も決まっていて、毎年、この時期が幼魚出現のピークになる。
他属のベラ類よりも一足早く幼魚出現のピークが訪れるのが特徴だ。(逆に繁殖期のピーク到来は他属のベラ類よりもやや遅い)

ケサガケベラやスミツキベラとモンツキベラは非常に近い同属なんだけど、幼魚の生息状況に関してはちょっと面白い違いがある。
前の2種は単独で暗がりをチョロチョロしているものなのだけど、写真のモンツキベラの幼魚はたいていは複数でフトヤギの類などに群れる傾向があるのだ。

これは居つく環境の違いだとしても、何か面白くね?(^^)
ケサガケベラやスミツキベラだってフトヤギの類に群れて着いてもいいと思うし、逆にモンツキベラだって単独で暗がりをチョロチョロしてた方がもしかしたら生き残る可能性が高いかもしれないのに。。。(笑)

でもそうしないんだよねぇ~(^^;;
きっと何か生態的な理由があるんだろうなぁ。。。

モンツキベラ(yg)が旬
モンツキベラ(yg)が旬

ハナヒゲウツボの幼魚
ハナヒゲウツボの幼魚

タルマワシの仲間
タルマワシの仲間
中層でプランクトンチェックしていると、クラゲの仲間のコックピットに座るタルマワシの仲間をよく見かけるのだが、その時は小さ過ぎてよく分からない。。。(笑)
で、帰ってからタルマワシの仲間が座っていた事に気づくのだが、たいていはその場で根気よくシャッターを切っていないので(タルマワシの仲間が座っているとは思っていないから(笑))、ピントが合っていな事が多い。。。
そして、もっと真面目に撮れば良かった!!!と後悔するのだ。。。(笑)
何だかよく分からないでしょ?この写真では。。。(・・;)


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伊豆諸島化。。。(・_・;

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.5℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潮まわり】 07:36 217cm 満潮 / 13:17 97cm 干潮 / 18:42 221cm 満潮 / 大潮(月齢:0.4)
【日の出・日の入】 日出07:00 日没17:16

午後から海へ。
外は暖かく、天気もいいので海へ行く足も軽い♪(笑)
海は相変わらず、水面直下にツノクラゲが大量に浮いているし、浮遊物も。。。

ヤギの仲間とモンツキベラの子
フトヤギの仲間とモンツキベラの子
今日もマクロな視点で面白いもの出来事はないか探しながら沖へ。。。
この時期はもうほとんど魚は諦めていて、貝やウミウシの仲間の繁殖行動や卵なんかを探すために壁やヤギ類なんかを見て周ったのだが、ヘタった6半ではさすがに寒くなってくる。
何かを見つけると興奮して寒さを忘れるのだけど。。。(-o-;

-15m付近の暗がりに黄色いヤギの仲間がいる。
綺麗だな。。。と思ってそこを通るたびによく覗くのだが、結局何も着いていないため素通りする事が多い。
しかし昨日にモンツキベラの子が付いているのを確認して、このヤギをバックに撮ってみたのだが、場所が垂直に切り立つ壁面なので体の固定が効かず玉砕!
今日も負けずにトライ。。。
何とか体は固定する方法を見つけたのだが、このチビがウロチョロウロチョロしてて、なかなかバックにこのヤギを持って来れない。。。(-o-;

この手のベラの子は逃げるとき敵対者(この場合は僕)に対して斜め下側に頭を向けて逃げるのが面白い。
だから、よし!正面を向いた!!と思っても必ず(100%)下向きになるのだ。。。
つまり、敵対者とは目を合わせたくないらしい。。。(笑)

かなり成長したタキベラ
かなり成長したタキベラ
帰りに鼻先でタキベラのもう成魚と言っていいくらいのステージの子を見つけた。
ここまで大きな子に出会ったのは屋久島に来て初めてだ。
ずっと前にここで若魚くらいまで成長した子がいたのだがその子が生きていたのか、新規に入り込んだ子なのか分からないのだが、いずれにしてもちょっとビックリ!

3-4年前までは一湊タンク下では稀だったカンムリベラの成魚が、最近は浅場でよく見るようになってきて、今日なんか巨大オス1匹の周りに大き目のメスが4-5匹集まってまさに産卵直前を思わせる光景(15:45くらい)まで見てしまった。。。
タキベラの成魚といいカンムリベラの成魚といい、何か伊豆諸島っぽくなってきたんですけど。。。(・_・;


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