タグ: メダマイカリムシ

またまた水温が下がってきた。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.2
【水温】 21℃ / 21℃
【透明度】 10m
【海況】 時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 8:55-9:53 / 11:14-12:09
【潮まわり】 08:55 212cm 満潮 / 15:20 6cm 干潮 / 中潮(月齢:17.5)
【日の出・日の入】 日出06:17 日没18:31

常連ゲストIさんのリクエストは依然としてツノザヤウミウシの仲間。
今日もこれを探しに-30m付近まで下りてコケムシの仲間を探しまくり。。。

水温がガンガン下がってる。。。


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1つのパッチに異なる産卵時期の卵

【ポイント】 お宮前 / 一湊タンク下No.3 / 春田浜タイドプール
【水温】 23℃ / 24℃ / -℃
【透明度】 20m~
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 8:47-9:43 / 10:44-11:33 / 13:40-14:45
【潮まわり】 08:47 221cm 満潮 / 15:36 2cm 干潮 / 中潮(月齢:3.3)
【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:13

リピーターゲストIさんとマンツーマン。
一昨日までの高水温&高透明度&黒潮ブルーの真夏っぽい海は早くも終わったようで、水温は24℃台に、透明度もまぁまぁ。。。例年通りのこの時期相応の海だった。(笑)

でも海はベタベタに凪ぎ、天気も最高!
ゲストIさんは好コンディションの海を独占だ。(^^)

例の卵保護中を観察していたシモフリタナバタウオは、また新たな卵を守っていて、それも早くも孵化間近だった。
新たな発見があった。
まったく同じ場所にその卵塊とは別にもう1パッチ、産卵時期の違う卵塊があった!

シモフリタナバタウオもスズメダイ類などと同じように産卵床には産卵時期の異なる卵が共存しているようだ。。。
産んだメスは同じ個体なのか?違う個体なのか?この辺がちょっと興味深いところ。。。(^^;)

3本目はIさんのリクエストでタイドプールへ。。。

もうどのロウソクギンポもバリバリの婚姻色で激しい求愛がそこら中で見られた。
背景の緑の海藻もメチャ綺麗だし、タイドプール観察&撮影にはベストな時期だ!(^^)


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トラフケボリの卵

【ポイント】 オツセ/観音/一湊タンク下No.1
【水温】 25.8℃/22.2℃/22.1℃
【透明度】 15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:31-10:30/11:40-12:37/14:54-16:02
【潮まわり】 10:21 74cm 干潮 / 16:19 169cm 満潮 / 中潮(月齢:10.9)
【日の出・日の入】 日出05:27 日没19:01

昨日から下見を兼ねてプライベートで潜りに来てくれている愛媛のダイビングショップ・EBダイバーズの田中さんとお友達を連れて永田へ。。。

風はそれほど強く吹いていなかったのに、永田エリアはどういうわけかかなり時化ていてウネウネ状態。
そんな状況なので、写真も撮るのがなかなか難しい。。。(^^;;

3本目は一湊に帰ってきたのだが、こちらはベタ凪ぎでのんびり潜れた。
おのずと写真のほとんどは3本目に撮ったものがほとんど。(笑)

水底は相変わらずアミ類がいっぱいにたまっていて透明度が悪くなるくらい。
こういう時期はやっぱり寄生虫の類も多く見られた。

永田でトラフケボリガイの卵をようやく認識できた。
一湊ではトラフケボリガイ自体が少ないので、今まで卵を見た事がなかったのだ。
でも、またまた疑問が。。。(・・;)
4パターンの卵があったのだが、これってそれぞれどんな状態なんだろ?
知っている方、教えてー!!!

一湊では大きなスギが1匹ついたアカウミガメが。。。
遠くから見たときは何やら得体のしれない巨大な生き物が!!とか思ってしまった。。。(笑)


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卵を狙う連中

【ポイント】 オツセ/オツセ/一湊タンク下No.1
【水温】 23.0℃/23.1℃/23.0℃
【透明度】 15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:48-10:49/12:11-13:18/15:22-16:38
【潮まわり】 04:33 107cm 干潮 / 09:53 176cm 満潮 / 16:51 49cm 干潮 / 小潮(月齢:5.9)
【日の出・日の入】 日出05:31 日没18:58

5月5日子供の日は、GW後半のゲストさんたちの最終日。。。
この日は永田で2本潜ったあと、最後の1本はホームグラウンドの一湊タンク下でのんびりマクロ。。。(^^)

久々に-40m近くまで降りたけど、特に発見もなく早々に浅場へ。。。(^^;;

もう様々なスズメダイが繁殖期に入っており、当然その卵を狙う連中もちょこちょこ見かけるようになってきた。

3本目では転石下のイカの仲間のハッチアウトをリクエストされていたんだけど、卵はあっても未成熟卵が多く、なかなか孵化間近の卵は見つからなかった。。。(・・;)
孵化間近の卵もあることはあったんだけど、数も少なく面積も狭いため、複数人でカメラを構えるにはちょっと窮屈な感じだった。(笑)

3日間、ありがとうございました!!(^^)
またぜひ遊びに来てくださいね~!!!!o(^-^)o


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君。。。いたのね。。。(・・;

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.1
【水温】 23.2℃/23.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり時々雨
【潜水時間帯】 10:04-10:28/14:17-16:28
【潮まわり】 04:40 109cm 干潮 / 10:09 168cm 満潮 / 17:16 53cm 干潮 / 小潮(月齢:6.7)
【日の出・日の入】 日出05:48 日没18:46

今日も午前中、体験ダイビングを終えたあと、午後から海へ。。。
今日の目的は昨日、同業者のNくんに教えてもらったシモフリタナバタウオの極小幼魚だ。

一昨日の夜にNくんからFacebookのメッセージで「魚の名前を教えてくださ~い!」と写真を見せられて、ぶっ飛んだ!!!(・・;
1か月くらい前に座間味の小野さんのブログで見たシモフリタナバタウオの極小幼魚だったのだ。

シモフリタナバタウオ自体は屋久島でもごくごく普通に見られるのだが、その幼魚は見たこともなかったし、どんな姿形をしているのかさえ知らなかったのだが、小野さんのブログで見たその子は成魚とは似ても似つかない色と形をしていて、メチャクチャ可愛いのだ。

それがホームグラウンドの一湊タンク下にいると知って、昨日はガイド中にも関わらず、彼に場所を聞いて、今日はそれを撮りに行ったのだが。。。

いな~い!!!!!

昨日までいた場所には探しても探しても見当たらない。。。
1時間くらい同所で探しまくったけど、まったく見つけることはできなかった。
その場所(狭い亀裂のような暗がりの中)に行く前に、狭い暗がりでの撮影を想定して石の下の目玉にメダマイカリムシが着いたオグロトラギスで露出などをチェックして万全を期して臨んだのに。。。(笑)

喜んでるわけじゃないよ。(笑)
喜んでるわけじゃないよ。(笑)

_DSC751111

仕方ないので諦めて、ワレカラの着くガヤに移動し、エアーギリギリまでいろいろと観察&撮影したあと、一気に帰ろうとしたけど、あまり期待せず、一応、またシモフリタナバタウオの幼魚がいた亀裂を覗いてみたところ。。。

いた~!!!!

さっきまでメチャクチャ丁寧に見ていたはずの場所でじっと佇んでいた。。。マジ???
エアーもほとんどなかったので、連射で何枚か撮ってすぐに帰路へ。。。

当然、ロクな写真も撮れず、今日は見せれる写真がないので、明日、また撮ってくるよ。。。(^^;;

写真は露出チェックで撮ったオグロトラギスの目玉に着くメダマイカリムシ。
寄生性のカイアシ類だ。
頭部はその魚の目玉の奥深くに侵入し、突起を広げて体液を吸うそうな。
怖っ!

2匹着いていた。
それぞれの後ろから出ているコイルのようなものは卵嚢で、この2匹はメス。
オスは繁殖行動のあと、すぐに死んじゃうらしい。

毎年、水底にアミ類が増えるような今の時期にこのメダマイカリムシを着けた魚をよく見かける。
特にトラギスの仲間によく着いているのを見かけるのだが、なぜだろう。。。


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寄生虫だってこの時期の風物詩なのだ。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.6℃
【透明度】 10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 13:46-15:12
【潮まわり】 09:14 97cm 干潮 / 14:54 165cm 満潮 / 若潮(月齢:9.5)
【日の出・日の入】 日出05:53 日没18:43

今日は一転してベタ凪ぎの1日。
しかし、水中はより濁り、浮遊物が凄い。
と言ってもこの浮遊物は「楽しくなっちゃう系」の浮遊物ではなく、「憂鬱になっちゃう系」の鼻水みたいな浮遊物。。。(笑)
またもろに黒潮の縁状態の海に逆戻りだ。。。
水底付近はこの時期特有のアミ類で覆い尽くされ、透明度をさらに悪くしている。

サンゴトラギスの目玉に寄生するメダマイカリムシ
サンゴトラギスの目玉に寄生するメダマイカリムシ
浅場のアオサ、中層の浮遊物、水底のアミ類。。。
この時期、特有の海中風景なのだが、ちょうどこの頃によく見られるものに、トラギス類の目玉付近によく着くメダマイカリムシという寄生虫がいる。
凄い年はどのトラギス類もみんなこの寄生虫をくっつけていたり、1匹のトラギスに4-5匹着いていたりするのだが、今年はそれほど多くはない印象。
これはカイアシ類の仲間で寄生性のもの。
電話のコードみたいなのが着いているけど、これは卵。
つまり、こいつらはみんなメスなのだ。
(オスは繁殖行動のあと、すぐに死んじゃうらしい。。。(・・;))
これは低水温期の春の風物詩なのだ。

ネムリブカ?の死体
ネムリブカ?の死体
帰りに砂地で小型のサメが死んでいた。
まさに「サメ!」という形のやつなのだけど、かなり小さい。(体長1mくらい)
種類はよく調べてないけど、ネムリブカでいいのかな。。。

昨日は同じ場所にはなかった死体だ。

ヒメテグリの季節が。。。
ヒメテグリの季節が。。。
エントリー口下では極小のヒメテグリの幼魚がピョンピョン跳ねているのを最近はよく見るのだが、写真のような成魚も出始めた。
ヒメテグリは冬季はほとんど姿が見られないのだが、この時期くらいから成魚を見るようになる。

屋久島ではネズッポの仲間では最も早く繁殖期を迎えるのがこのヒメテグリだ。
早ければGW明けくらいから産卵が見られるようになるのだが、この個体、もう青いラインが顔に入っていたりして、もうやる気満々にも見える。。。(笑)


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