タグ: マンジュウヒトデ

誰?こいつ。。。?(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.0℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:11-17:27
【潮まわり】 10:10 56cm 干潮 / 16:25 186cm 満潮 / 中潮(月齢:11.1)
【日の出・日の入】 日出05:20 日没19:08

午後から1人で海へ。。。

今日も可愛いコペ(=寄生性カイアシ類)を探そうとヒトデやウミウシなどを片っ端から見ていったのだが、何か昨日と同じ種類が3個体くらいしか見つからなかった。。。

ヨコシマエビの幼体?
ヨコシマエビの幼体?

ヨコシマエビの幼体?
ヨコシマエビの幼体?
バイカナマコの上でコペを探している時に、ヨコシマエビみたいなやつが着いていたので何枚か写真を撮ったのだが、帰ってからPCで見てちょっと悩んでしまった。。。(・・;)
体の半分は典型的なヨコシマエビなんだけど、尾っぽの方が何やらヨコシマエビっぽくない。。。
峯水さんに聞いてみたところ、ヨコシマエビの幼体だそうな。。。

これ誰???(・・;)
これ誰???(・・;)
同じくマンジュウヒトデの上でコペを探している時に、こんなヤツがいた。
完全にマンジュウヒトデのボツボツや質感に擬態していた。
最初はウミウシ!?
とか思ったけど、指持棒でチョンチョンしてみると、体をくねらせながら泳いだ!(・・;)
もう動きからは完全にウミケムシ系だとは思うんだけど、、、何だろ?
ご存知の方がいたら教えてください。。。<(_ _)>

追記(2013年05月25日)
その後、カクレウロコムシ(サシバゴカイ目/ウロコムシ科)だと分かりました。(^^)

交接&産卵中のシンデレラウミウシ
交接&産卵中のシンデレラウミウシ
現在、そこらじゅうで交接&産卵中のシンデレラウミウシに出会う。
最近まで4匹が固まって乱交状態だった連中がいるんだけど、今日は2匹が交接していて、もう2匹はバレていた。


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変化がない卵の色

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:28-15:50
【潮まわり】 05:29 200cm 満潮 / 11:13 91cm 干潮 / 16:53 214cm 満潮 / 中潮(月齢:27.2)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

3日間、屋久島の北部は大時化となり、今日はようやく凪ぎとはいえないけど、一湊湾内は潜れるくらいには回復した。
早速、午後から例のモンスズメダイが気になって志戸子に行くが、こちらはまだ凪ぎ切っておらず、仕方なくホームの一湊タンク下にエントリー。

時化後の海は白く濁っていたけど、沖に出ると20mくらいの透明度はあった。
かなり暗かったけど。。。(・・;)

マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデにつくヒトデヤドリエビ
何か面白い行動はないかと探していたけど何も見つからず、気がついたらマンジュウヒトデに張りついていた。。。(笑)
最初はそれほど真面目に撮る気はなく2-3枚シャッターを切って終わりにするつもりが、撮りながら面白い画を思いついてしまい、悪戦苦闘!
現場ではそれなりにイメージ通り撮れたかな?とか思ったけど、帰ってきてからPCで見てみると何か全然ダメだった。。。(・・;)
また撮ろっと!

抱卵中のキンチャクガニ
抱卵中のキンチャクガニ
帰りに先日から定点観察している抱卵中のキンチャクガニの元に寄ってみると、今日はいつもの石の下にはいなかった。
さんざん探したけど、見つかるのは他のキンチャクガニばかり。。。(-_-;)
どこ行っちゃんたんだろ??
まさか、もうハッチアウトは終わっちゃったん???(*_*;

代わりに別の抱卵中のキンチャクガニを見つけた。
前の子よりも何か若そうだ。。。仕方がない。。。今度はこいつを定点観察するか。。。

卵を抱えるモンハナシャコ
卵を抱えるモンハナシャコ
何か甲殻類ばかりだけど、もうひとつ定点観察している甲殻類が浅場で11/21(⇒ヤクシマキツネウオの群れ)から観察している抱卵中のモンハナシャコだ。

もうかれこれ最初に見つけた時から3週間が経過しているのだが、依然としてこいつの抱える卵にはあまり変化がない。。。
やや卵の色がくすんだ感じはしたけど、卵が成熟してくると見られる目玉のようなものが未だに見られず、孵化を感じさせるような卵ではなかった。

んっ???、まさか前の卵はすでに孵化してしまって、また新しい卵を抱え始めたのか???(・_・;)
それとも、水温が下がって卵の孵化までの日数は伸び気味なのだろうか。。。いずれにしても、依然として抱えていた。(・_・;)

これからの時期は時化の日が多くて、こういう定点観察対象を毎日チェックできなくなる可能性があるのが痛い。


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台風一過の海

【ポイント】 元浦
【水温】 26.9℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:18-17:25
【潮まわり】 09:37 208cm 満潮 / 15:57 65cm 干潮 / 中潮(月齢:18.8)
【日の出・日の入】 日出05:28 日没19:20

台風6号は結局、屋久島のかなり東側を抜け、暴風圏にも入らず、屋久島の北部は風がやや強く吹く程度で終わった。
(南部には大きな台風ウネリが打ち寄せたようだけど。。。)

それでも2日間は時化で海には入れず、ダイビングの予約もキャンセルが相次いだ。
2か月ぶりの海なしでちょうど良い窒素抜きになったかもしれない。。。(笑)

孵化間近のニジギンポの卵
孵化間近のニジギンポの卵
今日も北西の風は強くて一湊湾内はまだまだ時化ていたけど、風裏の元浦はなんとか凪ぎたのでより静かになった午後から1人で海へ。。。
元浦は台風通過までかなり長い期間時化ていたので、海の中には思い切りその影響が見て取れた。
砂はかなり深くえぐれ、白い岩盤がむき出しになっていて、ハマサンゴなどがひっくり返っていた。

時化前から観察していたニジギンポの卵は無事だったのだが、見るともう目玉が見えていて孵化も間近に迫っているようだった。
こちらが約10日前の卵だ。⇒ヘビギンポ歴12年!ついに分かったかも?ゴマフヘビギンポ! | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –.
この頃はまだまだオレンジ色の卵が目立っていたが、これらがここまで成熟したのだ。

サンゴカサゴ
サンゴカサゴ
屋久島ではタイドプールなどで良く見られるサンゴカサゴ。
元浦は全体的に浅いポイントでこのようなタイドプール環境で見られる魚がよく見られる。
サンゴカサゴは一応、Scorpaenodes scaberという学名を当てられているが、これはどうも誤同定のようで未記載種(新種)になるようだ。
また同じ環境で見られる似た種類にグアムカサゴという魚もいるのだが、この2種は最近DNAを調べたらまったく違いが見られなかったそうだ。。。
つまり、サンゴカサゴとグアムカサゴはシノニムの可能性があり、未記載種(新種)かもしれない。。。

マンジュウヒトデ裏+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ裏+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ表+ヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデ表+ヒトデヤドリエビ
左写真は同じマンジュウヒトデに着いていたヒトデヤドリエビ。
左側がヒトデの裏、右側がヒトデの表だ。
裏と表でまったく色や模様が違う。。。(当然だけど。。。(^^;))
裏側の方が派手だけど、僕は表側のシックな模様が好き。(笑)


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「仏像ガール」って知ってる?

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 18.3℃/18.3℃/18.3℃
【透明度】 15m/20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:13-10:59/12:12-12:58/14:42-15:33
【潮まわり】 07:54 206cm 満潮 / 14:27 8cm 干潮 / 中潮(月齢:2.5)
【日の出・日の入】 日出06:01 日没18:39

今日も風は北東。
一湊湾内はまずまずの凪ぎ海だ。

今日のゲストは新スタッフと同様にダイビングを始めたばかりの方。
楽しくて、楽しくて仕方がないようで、この低水温でも迷わず3本希望!(^^;)
僕にとっても今季初の3本になった。(冬季はなかなか3本希望の方はいないため(笑))

今日のゲストは面白い仕事をしている方で、水面休息中に聞いてみると「仏像の面白さ、素晴らしさを伝えるための執筆や講演、TV出演」などを仕事にしているというので、そんな事も仕事になるんだ。。。とちょっと驚いたのだが、どうも「仏像ガール」と呼ばれ、ちょっとしたブームにもなったかなり有名な人だった。(⇒【仏像ガール】公式サイト
僕は恥ずかしながら知らなかったのだが、歴史好きの「歴女」や登山好きの「山ガール」などと同じような感じで、仏像や仏教が好きな女性が増えているようで、その火付け役となった人らしい。
そんな感じのゲストなので、とても社交的で水面休息中も話は尽きず、この冷たい水温でも明るく楽しく3本潜ることができた。(*^^*)

しかし、水温が全然上がらない。。。(・_・;
白く濁り、透明度もイマイチだ。
GWまでに本当に例年並みの22-24℃まで上がってくれるのだろうか。。。ちょっと心配になる。

今日もブリの大群に遭遇した。
その後、今年は漁師さん曰く、島周りでブリの大群がいつになく良く見られている事を知ったのだが、まだ沿岸に居座っているようで、今日の大群も凄かった。
1000匹近い大きな群れだった。

一昨日にホラガイのオニヒトデ捕食を観察したが、今日はマンジュウヒトデの捕食を目撃してしまった。。。
いや~こちらもかなりエグイ。
マンジュウヒトデは大きいので、オニヒトデの時のように体全体で抱え込むことはできないので、口だけ伸ばして内臓から吸い取っているようで、マンジュウヒトデの中身が空っぽ状態だった。
最初はそのヒトデの残骸をゴマモンガラがかじっていたので、遠くから見たときはホラガイをゴマモンガラが襲っているのかと勘違いしてしまった。

キビナゴが日に日に増えつつある。
もう十分に見物になりそうなくらいの数が集結している。
昨年はイマイチ集まりが悪かったのだが、今年は1年ぶりにキビナゴの当たり年になりそうな予感。。。

今日も午後3時過ぎにアカオビベラの産卵を確認。


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マンジュウヒトデの裏側

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.3℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 07:23 208cm 満潮 / 13:03 98cm 干潮 / 18:28 214cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出07:10 日没17:21

今日は割と暖かくて、ポイントの前に車を止めて裸になって着替えていても全然寒くな~い!(^_^)
水温は変わらないけどね。。。(^^;)
今日は昨日のような白濁りもやや良くなって、沖に出るとまずまず抜けていた。

昨日のサンゴイソギンチャクに着くクマノミの写真を見て、ちょっとした構図上のアイディアが閃いたので、今日はエントリーするなり、一目散にサンゴイソギンチャクの元へ。。。
ずいぶん時間をかけていろいろ試行錯誤していたんだけど、イメージするような写真が撮れなくて撃沈!
結局、今日もロクな観察はできず帰路へ。。。

マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ その1
 帰りにマンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビを撮った。
マンジュウヒトデの裏側にあるボツボツは個体によってその色は様々で、写真のような綺麗な青いボツボツの子もいれば、蛍光イエローなボツボツや赤いボツボツの子もいてなかなか綺麗だ。
中には2-3色(例えば黄色と赤など)のグラデーションが綺麗に出ている個体もいたりして、マンジュウヒトデを見かけるとついつい裏側をチェックしてしまう。

マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ
マンジュウヒトデに着くヒトデヤドリエビ その2
でも最近はそんな綺麗なボツボツを持った子がなかなかいない。。。
でも実際に撮ってみたら、青いドットも結構綺麗だね。。。意外。。。
やっぱ、実際に撮ってみないと分からないと実感。


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