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おわー真っ暗な水中。。。(゜o゜;

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 20.7℃
【透明度】 15m
【海況】 やや揺れあり
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:52-16:49
【潮まわり】 05:07 73cm 干潮 / 11:06 185cm 満潮 / 18:02 34cm 干潮 / 小潮(月齢:21.8)
【日の出・日の入】 日出06:59 日没18:04

今日は午前中はメチャクチャ晴れていたのだが、午後からは信じられないほど急に厚い雲に覆われて暗くなってしまった。。。
午後から海へ行ったのだが、何とエントリー直前にカメラにメディアが入っていない事に気づき、自宅へ取りに戻っている間にさらに空は真っ暗に。。。(゜o゜;
結局、水中はナイト???と言いたいくらいに暗~い状態に。。。
ゼロ戦まで泳いだのだけど、かなり怖かった。(笑)

僕が帰省中にたまに覗いたFacebookの記事によく似たケラマハナダイとアカオビハナダイのメスの見分け方として、側線下方の鱗の数が16-17ならアカオビハナダイ、18-19ならケラマハナダイという事で、この数を数えて識別する記事があった。
やや懐疑的に思いながらも早く僕も屋久島に帰って、屋久島のケラマハナダイを片っ端から撮って鱗を数えた~い!!!などと思っていたのだが、水温ロガーの回収なんかがあってなかなかケラマの群れるゼロ戦にはなかなか行けなかった。

ケラマハナダイのオス
ケラマハナダイのオス
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ケラマハナダイの若魚
ようやく今日、ゼロ戦に行ったのだが、とりあえずケラマハナダイを片っ端からオスメス問わず撮った。
体側の鱗が数えやすいように真横からバッチリ!
メチャクチャ撮った。
で帰ってきてから、PCで開いた。
一通り画像を見たあと、思った。。。

「これ。。。数える必要あるかぁ~?」(^_^;)

というか、何か面倒臭くなってきた。。。(笑)
どう考えても、どう見ても、み~んなケラマなのに、鱗を数える意味がない気が。。。
鱗を数えて仮に枚数が16-17だったとしても、こいつらはケラマであり、アカオビだとは到底思えないのだけど。。。

という事で、やめた!!
多分、ゼロ戦にケラマではない別のケラマ似のハナダイが仮に混じったとしたら、きっと違和感を感じて気づくと思うんだよな~甘いかな?(^^;

クロホシイシモチがペアになり始めた
クロホシイシモチがペアになり始めた
ゼロ戦では早くもクロホシイシモチの一部がペアになり始めていた。
例年に比べてちょっと、いや、かなり早い気がする。
例年なら4-5月くらいからだと思ったけど。。。

まだ卵をくわえたオスは見られなかったが、求愛は結構見られた。
もしかして、今年は抱卵の初観察も早いかもしれない。。。

ホシテンスになってしまった。。。(゜o゜;
ホシテンスになってしまった。。。(゜o゜;
ヤバイ。。。!
ゼロ戦周りでよく見られる昔「クロテンス」と呼ばれ1つの種類だったテンスの仲間がいるのだが、今は「ホシテンス」とされているのだが、僕は別種じゃないかな。。。と思っていた。
動きも違うし、そもそもこんなデカイ(20cmくらい)のに黒くてしかも、そこら中にいるのだ。

でも、やっぱりホシテンスだったみたい。。。( ;^^)ヘ..
ゼロ戦から最も近い場所にずっと棲んでいた通称「クロテンス」が、何やら白っぽくなり始めていて、背中にはホシテンス同様の黒い斑点が。。。(゜o゜;
あ。。。こりゃホシテンスだわ。。。(笑)


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アカテンモチノウオの寝床

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃/22.0℃
【透明度】 10m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:07-15:05/15:53-17:20
【潮まわり】 07:46 206cm 満潮 / 13:26 101cm 干潮 / 18:50 211cm 満潮 / 大潮(月齢:15.9)
【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17

ベラリストKさんの3日目。。。
Kさんは毎回リクエストのベラ・リスト(撮りたいベラの種名だけでなく雌雄・成長ステージを記したもの)を事前に送ってくれるのでガイドはしやすいのだが、残っているのが撮りにくい大型のベラ類が多く、今回の海況はちょっとキツイ。。。
なぜなら大型のベラはガンガン逃げる上に、ある程度距離を置いて撮らないとならないので当然、透明度が良く、明るい方がいいのだ。
でも、今日も浅場はかなりの濁り。。。(・_・;

沖に出るとそれなりにクリアーにはなるので、まずはゼロ戦付近の砂地へ。

ハゲヒラベラの幼魚
ハゲヒラベラの幼魚
ハゲヒラベラの成魚
ハゲヒラベラの成魚

砂地ではハゲヒラベラの産卵が見られた。
雌雄はしばらくもつれ合ったのちに、2mくらい上昇して放卵放精した。
時間は14:20くらい。
まだ産卵をしているとは思わなかったのでちょっとビックリした。

ホシテンスの黒化個体
ホシテンスの黒化個体
この砂地には昔「クロテンス」と呼ばれていたテンスの仲間(現在はホシテンスに分類されてる)が沢山見られる。
ゼロ戦から一番近いところで見られるクロテンスは真っ黒いまま、ずっと20cmくらいの状態が続いていたのだが、なんかちょっとでかくなってきた気がしていたのだが、実際に写真に撮ってみると背中に黒い点が入り始め、全体的に真っ黒とは言えないような状態になっていた。
これ、本当にこのまま白っぽいホシテンスの成魚になるのかな。。。?(・_・;

イトベラ
イトベラ
砂地にはキスジキュウセンがそこら中で見られるのだが、今年はそこに屋久島では決して多くは見られないイトベラが2匹混じっている。
多くの時化を経てもまだ生きていて、今日も元気に泳ぎ回っていた。
成魚にならねーかな~

今日は午後から2本だったので、2本目はもう半分ナイトのような状態。。。(^^;)
狙いはリクエストのリスト中にあるアカテンモチノウオ老成魚やホホシジモチノウオ老成魚、ミツバモチノウオ若魚~成魚など大きなニセモチノウオの仲間なのだが、この辺は屋久島にはメチャ多いのだけど、何しろ撮りにくいため、Kさんもこれまでの屋久島では全然撮れなかった。
今回はマンツーマンなので、アシストしてバッチリ撮ってもらいたいと思っているのだけど、濁りと暗さでちょっと自信が。。。(ーー;)

アカテンモチノウオの成魚メス
アカテンモチノウオの成魚メス
しかし、上がる直前に何とも撮りやすいアカテンモチノウオの成魚がいてくれた!!
老成ではないのが残念だが、30cm以上はありそうな立派な成魚。
しかも、いつもはスグに逃げるか、岩穴の中にスーと入ってしまうのだが、目の前でガンガンとヒレを拡げてくれ、ある場所からまったく逃げない!!
逃げてもまたその場所に戻ってくるので、何かおかしいなぁ。。。と思っていたら、しばらくするとそのまったく離れようとしない場所の岩にピタッと逆立ち状態に魚体を寝かせ静止してしまった。。。
完全に岩と同化した状態でまったく動かないのだが、これってもしかして寝た???(笑)

ミツバモチノウオの成魚オス
ミツバモチノウオの成魚オス
ミツバモチノウオの成魚オスは厳しかった。。。
一湊タンク下にも2匹ぐらい80cm以上はありそうな立派な老成オスが棲んでいるのだが、こいつは警戒心が強すぎて全然寄れない。
撮れても必ず後ろ姿。。。
でも、あとで写真を見せてもらったら、前向きの子が写っていたので、「今日はバッチリじゃないですか~!!!」とKさんに言ったら、横位置じゃなきゃダメらしい。。。(-o-;
何とかして、こいつをバッチリ撮る方法はないかなぁ。。。と考え、思いついたのがアカテンモチノウオみたいに寝ている子を探せば良いのでは?と思い、最後の数分は寝ているミツバモチノウオ探し。。。(笑)
結局は見つからなかったのだが、あの巨体。。。いったい、どこで寝てるんだろ?(ーΩー )ウゥーン

ムナテンベラの成魚オス
ムナテンベラの成魚オス
一昨日、元浦でムナテンベラの若魚オスを撮ったのだが、今日は巨大な成魚を撮ってもらった。
昨日、何気にそのKさんのベラ図鑑の写真入り原稿を見ていたら、普通種・ムナテンベラのオスとして青い成魚が載っていたので(伊豆諸島、紀伊半島、四国などではこれが成魚オス)、こりゃ灰色の「本当の」成魚オスを見せねば!!と思い、密かに探していたのだが、Kさん自分で見つけてた。。。(笑)
でも、かなり興奮していて「何じゃこりゃー!!!」と驚いていた。
地味ぃ~で沢山いるムナテンベラの「本当の」成魚オスに興奮できる人もめったにいない。(笑)


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いったい、こいつら誰だろ?(・・;)

【ポイント】 クレーン下/クレーン下/クレーン下
【水温】 29.0℃
【透明度】 30m
【海況】 一湊湾内は凪ぎ、矢筈岬東面は時化気味
【天候】 晴れ時々雨(繰り返し)
【潜水時間帯】 10:00-12:00/13:30-14:00/15:00-17:00
【潮まわり】 10:13 67cm 干潮 / 17:11 200cm 満潮 / 若潮(月齢:25.4)
【日の出・日の入】 日出05:50 日没18:50

3日連続の体験ダイビングデーだ。
昨日から東寄りの風が強く、今日もそれが続いていて、元浦はかなり時化気味。。。
島内の同業者がみんな風裏のクレーン下に集結して、いつもは空いているポイントが今日は大混み!

また、夏の間、ずっと快晴だった屋久島なのだが、今日は雨が降ったり、止んだりを繰り返していて、いつもは露天で行う体験ダイビング前のレクチャーがドキドキ。。。

今日のクレーン下も素晴らしい透明度と青さ!!
魚がほとんどいない白い砂地が逆に幻想的でもある。。。(笑)

この砂地で体験ダイビングのワイド写真を撮ったら、さぞ素敵な写真になるなぁ。。。などと思うのだけど、そのためには少しでも早くスタッフが体験ダイビングをできるように育てねば。。。(^^;)

砂地にはあるテンスの仲間(種不明)の幼魚があちらこちらに。。。
メチャ沢山いるのだけど、何者なのかまったく分からないのが不思議。
この砂地にはテンス系の成魚はホシテンスと通称・顔面テンス(テンス属の一種)しか見当たらないのだが、どちらでもないような気がする。。。
いったい、こいつら誰だろ?(・・;)


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クロテンス(仮称)の状況

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 27.9℃/28.0℃/28.1℃
【透明度】 25m/25m/30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:27-10:33/11:59-12:58/15:00-16:11
【潮まわり】 07:33 238cm 満潮 / 14:03 40cm 干潮 / 20:13 237cm 満潮 / 大潮(月齢:15.4)
【日の出・日の入】 日出05:44 日没19:00

今日は終戦記念日。。。である事をすっかり忘れていた。。。(・・;)
お盆中は毎年、余裕がなさすぎる。

今日は一湊エリアでのんびりダイビング。

お盆中、一眼のゲストがNさんしかいないので、今日もベラの写真が続きます。。。(^^;)
「ベラが好き!」というダイバーは皆無に等しいので(笑)、なかなか読んでくれる方も少ないかと思いますが。。。
「スズメダイが一番好き!」、「ハゼが一番好き!」というダイバーは沢山いても、さすがに「ベラが一番好き!」はあまり聞いたことがない。(笑)
イトヒキベラ好きは結構いるのになぁ。。。おかしいなぁ。。。やっぱ地味過ぎるかな。。。?それとも普通種過ぎる?(^^;;

ちなみにベラ・ガイドのリクエストは大歓迎です!(^_^)

常連Nさんのリクエストはいつでもベラなのだが、一応、どのポイントにもいる種類なので、特殊なポイントに行かなくても何かしら見れるので助かる。
一面が砂地のポイントでもそれは同じ。
普通のベラはキスジキュウセンとコガネキュウセンくらいしかいなさそうなゼロ戦だって、ハゲヒラベラ、ホシテンス、ヒラベラ、クロテンス(学術的にはホシテンスとされている?)、テンスモドキ、テンスモドキ属の一種など、テンスの仲間だけはいろいろいて楽しめる。
そう。。。テンスもベラの仲間なのだ。(笑)

ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
ゼロ戦界隈でよく見られるクロテンス
さて、この砂地にはクロテンス(学術的には日本で見られるこの手の仲間はホシテンスとされている?⇒魚類写真資料データベース – KPM-NR0061660)が沢山いるのだが、同じくホシテンスも成魚、幼魚ともによく見られる。

昔、この魚はXyrichtys nigerと同定され、クロテンスと呼ばれていた事がある。(⇒Xyrichtys niger
しかし、今はホシテンスの若魚だとされているようだ。

ちなみにホシテンスの幼魚は以下のような写真の連中だ。

ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚
ホシテンスの幼魚

僕はどうしてもこれが納得できずにいる。
このクロテンス(仮称)がXyrichtys nigerであるかどうかは、研究者ではないのでまったく分からないが、ゼロ戦の砂地で動きや生息状況を見ているとどうしてもホシテンスだとは思えないのだ。
上のホシテンスの幼魚(黒)は体長3-4cmくらいで通常は頭を下にしてフラフラ漂っていて近づくと砂に潜るのに対し、クロテンス(仮称)は15-20cmくらいの大きさですでにフラフラなどしておらず、ドッシリと横位置で佇んでおり、近づくと横方向にどんどん泳いで逃げていく。。。
通常、ホシテンスでこのサイズ(20cm)くらいになると頭の第一背ビレはほんとんど目立たなくなっている。

しかし、ゼロ戦付近で沢山見られるクロテンスは何年も同じテリトリーにいて(←ここが結構大事なポイント:1匹、2匹がたまに見られるというレベルではない)、同一個体が2-3年同じ場所で見られ続けるのだ。
求愛やクロテンス同士の喧嘩もたまに見られ、僕はこれでこの魚の立派な成魚サイズなのではないかと思っている。
(ちなみにホシテンスはまだまだ大きくなって立派な成魚は30cm以上になり、棘状の第1背ビレは完全になくなる)

ではこのクロテンスの幼魚はどいつなのか?というと。。。
これはまだ確信はないのだが、ゼロ戦界隈でよく見られる以下のような黒い子なのではないかと思っている。(体長2-3cmくらい)

ただ、まだこのサイズのクロテンスの産卵を見ていないのが弱い。。。(・・;)
これが見られれば、ますます確信できるのだけど。。。

クロテンスの幼魚???
クロテンスの幼魚???
???
???

最後は一湊タンク下の浅場でのんびり。。。
Nさんのリクエスト、ハシナガベラの幼魚を探した。
ちょうど、1匹浅場で押さえている子がいたので、それを撮ってもらった。
いや~成魚ほどではないけど、やっぱり奥まった暗がりにどんどん逃げる傾向があって撮りにくい。。。(-o-;

ハシナガベラの幼魚
ハシナガベラの幼魚
ゴシキイトヒキベラ?
ゴシキイトヒキベラ?


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ベラ類のリクエスト

【ポイント】 お宮前/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.1
【水温】 28.8℃
【透明度】 30m~
昨日とあまり変わらない海況。
ここ最近、矢筈岬寄りのお宮前に比べ、一湊タンク下側の透明度が落ち気味。
特にゼロ戦付近はかなりの白濁りだ。。。

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