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やっぱり、オヤジはオヤジらしく。。。(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 28.2℃
【透明度】 30m
【海況】 水面パシャパシャ
【天候】 くもり&強風
【潜水時間帯】 10:34-12:08
【潮まわり】 04:16 219cm 満潮 / 11:13 38cm 干潮 / 17:51 221cm 満潮 / 中潮(月齢:12.2)
【日の出・日の入】 日出05:40 日没19:07

台風11号は今晩から明日にかけて屋久島に最接近しそうだ。
現在(夕方)は東~北東の強風が吹いていて、ちょっと外に出るのも大変になってきた。。。

フェリーや高速船は朝から全便が欠航し、飛行機も福岡便を含む15:00以降の4便はすべてが欠航を決めた。

それでも実はまだホームグラウンドの一湊は潜水可能だ。(^^;;
今日は1人で午前中に1本潜った。

東の強風で水面はさすがにパシャパシャと波打っているけど、ウネリにはならず水中はいたって静かだ。
浅場は砂が舞って透明度は悪いけど、-10m以深は30m近くは抜けていて青く明るい。

どう?女子ウケしそう??(笑)
どう?女子ウケしそう??(笑)
今日はアカスジウミタケハゼ。。。いや、あるサンゴを撮りに行った。
このサンゴは見た目は地味というか、汚い白(灰色?)なのだが、よく見るとポリプ周辺が綺麗な緑色をしていて撮ってみると、これがとっても綺麗でかわいいっ!(^^)
先日来島したリピーターさんに女子ウケする写真になる!と聞いて、ウハウハでこれにカメラを向けてみた。

ここに数匹のアカスジウミタケハゼがいるのだが、このサンゴを背景にして撮ると淡いグリーンの絵となり、確かに女子ウケしそう。。。(^^)
でも、女子ウケしたくてオッサンがいろいろやってみたのだが、個人的になんかしっくりこないんだよねぇ~(^^;;

_DSC9993

_DSC9999

結局、かなり絞って撮ったこの1枚が今日一番のお気に入りに。。。(^^;;

結局、今日一番のお気に入り♪
結局、今日一番のお気に入り♪
そもそも若い女子とは感性が違うのだろうから、やっぱ、オヤジはおとなしくオヤジらしい写真を撮っていればいいっ!って事が判明。。。(;゚Д゚)

。。。って、台風のさなかに俺、何やってるんだ???(・・;)

帰りにここ最近、卵を抱えている。。。と思っていたオランウータンクラブを撮影していると。。。
「これ卵じゃないやん!!!!」

オランウータンクラブに着くフクロムシ
オランウータンクラブに着くフクロムシ
そう。。。これ完全にフクロムシだ。。。(・。・;
そっか。。。オランウータンクラブにも着くのか。。。こいつら。

フクロムシというのは甲殻類のお腹につく寄生虫で、こいつらに寄生されたカニは完全に体を乗っ取られ、オスであっても形態・行動が雌化し、フクロムシとその卵が詰まったエキステルナを母ガニが自分の卵を世話するかごとく扱うようになるらしい。
そうなるとカニは死ぬまでフクロムシの奴隷状態になるのだ。(怖っ!)


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水温ロガーのデータ回収、また失敗。。。(・_・;

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.6℃
【透明度】 15m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:52-16:34
【潮まわり】 07:06 204cm 満潮 / 12:51 80cm 干潮 / 大潮(月齢:14.7)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:42

今日はさすがに海は凪ぎ、透明度もかなり回復。
午後から一湊タンク下にエントリー。

昨日はあまりの濁りで確認できなかったのだが、今回の時化もウスサザナミサンゴ群落をさらにメチャメチャにした。
今年の冬時化は凄い!!
年末年始の大時化(⇒自然撹乱によるウスサザナミサンゴ群体の崩壊 | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)で群体自体がかなり弱くなっているのだろう。。。何度も何度もウスサザナミサンゴ群落を荒らす。

単なる感覚なのだが、島に来た当初と比べてホームグラウンドの一湊タンク下が時化やすくなってきたような気もする。。。
ここ10年、冬の時化でここまで場が荒れた事はなかった。

さて。。。今日も昨日、失敗した水温ロガーのデータの再回収で1本費やした。
なのに。。。また帰ってきてPCで読み込むと。。。
今度はデータは拾ったのだが、なぜか昨日のデータ回収時からの約1日分のデータしかないっ!
なぜだ~!!!!!┛)”0″(┗ オーマイゴーッド!!

こうなったら明日はロガー自体を回収するしかない。。。

-25m地点の水温ロガーの脇に何だか沢山生き物がついているウミシダが。。。
メチャクチャ小さなウミシダなのに、コマチコシオリエビが2匹、ムラサキコマチガニが2匹、そしてウミシダウバウオが1匹。。。
何やら賑やかなウミシダだった。

コマチコシオリエビ
コマチコシオリエビ
抱卵中のムラサキコマチガニ
抱卵中のムラサキコマチガニ
そのうちムラサキコマチガニの大きな方の個体は抱卵中だった。
頑張って卵と目にピントを合わせて撮ったのに、何かよく見れば全然卵の粒々が見えない。。。(ーー;)
もっと卵が成熟すれば開くのかな。。。?(ーΩー )ウゥーン

もう1匹は小さな個体。
これがオスかな。。。

ふぅ。。。何でもいいけど、また明日も水温ロガーのデータ回収かよっ!(ーー;)

ムラサキコマチガニの抱卵中のような大きなお腹。。。
これはその後の指摘でフクロムシという寄生虫らしい。
フクロムシに寄生された雄のカニは生殖能力を失い形態・行動が雌化し、フクロムシの卵が詰まったエキステルナを母ガニが自分の卵を世話するかごとく扱う。
そうなるとカニは死ぬまでフクロムシの奴隷状態になる。
恐ろしい。。。(・_・;


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