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ミミイカの卵、今季初確認

【ポイント(Dive Point)】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.2
【水温(Water Temperature)】 21.0℃ / 21.2℃
【透明度(Underwater Visibility)】 5m~
【海況(Oceanic Condition)】 時化
【天候(Weather)】 晴れ
【潜水時間帯(Dive Time)】 11:46-12:40 / 14:28-15:25
【潮まわり(Sea Tide)】 05:40 177cm 満潮 / 11:31 93cm 干潮 / 16:49 166cm 満潮 / 若潮(月齢:25.5)
【日の出・日の入(Sunrise・Sunset)】 日出06:21 日没18:29

【平均水深(Avg Depth)】 15.0m / 14.6m
【最大水深(Max Depth)】 20.4m / 24.8m

この連休のお客様もいつもの常連さんの3人!(笑)
冬季はこの3人に食べさせていただいている原崎家であった。。。^^;

早くもミミイカの卵を今季初確認した。
例年なら6月くらいによく見られるのだが、今日見つけた卵は今にも孵化しそうな卵だった。
明日には孵化するかも。。。

いよいよヒメオオメアミが増えてきた。
この時期の風物詩だ。
これから寄生虫を着けた魚も目立ってくる季節。
海の中は虫で溢れる季節だ。^^;

ミヤケテグリのチビも季節外れかな。。。


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やっぱり今年も山桜とリンクするアマミスズメダイ(yg)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 22.2℃/22.3℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:04-10:10/11:29-12:37
【潮まわり】 09:22 107cm 干潮 / 14:41 148cm 満潮 / 長潮(月齢:8.7)
【日の出・日の入】 日出06:11 日没18:34

現在、僕が使っている水中撮影用のハウジング「Nexus」を作っている古澤さんが来店していて、今日は2日目。。。
今日は一湊で2本潜った。
昨日はよく晴れ、海もベタ凪だったのだが、今日は天気も悪く、海もややシケ気味。
しかし、それも僕らが潜っている午前中だけで、午後からはまた青空が戻ってきた。
春の風物詩・アマミスズメダイの幼魚を今季初確認。
毎年、山桜が屋久島の里の山々を彩る頃とリンクするのだが、今年もまさにそんな感じ。(^^)
水中はやはり透明度がイマイチで、水底付近にはアミ類が多い時期になった。
ヒメオウミアミもそこらじゅうで見られる季節だ。
先日、口内保育を今季初確認したアオスジテンジクダイはよく見るとすでに卵は発眼しているものもあるようで、1回目の孵化が近い。
ここ数日で急にカギケノリ(海藻)が増え始めた。
まだ若い株は蛍光ブルーがとても綺麗だ。


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今年は豆マクラが多いっ!屋久島が温帯化?(ーー;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃
【透明度】 15m
【海況】 時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】
【潮まわり】 06:37 223cm 満潮 / 13:06 -13cm 干潮 / 19:26 233cm 満潮 / 大潮(月齢:14.5)
【日の出・日の入】 日出05:47 日没18:47

風は北西に変わり、結構強く吹き、一湊湾内はちょっと時化気味。。。
昨晩、宮之浦ではそれほど雨は降らなかったけど、一湊川の上流はかなり降ったようで、湾内はちょっと茶色く濁っていた。

海の中は激しく濁っていたわけではないけど、やっぱり透明度は悪い。

豆マクラ
豆マクラ
3月くらいからキタマクラやハナキンチャクフグのチビを良く見かけるのだが、今年は異常にキタマクラのチビが多い。
もともと屋久島ではめったに見ない魚だったのに、今年の幼魚の多さは半端ない。
水深に関係なく、やや深い場所から浅場まで、そこらじゅうで見かける印象。
屋久島はいつの間にか温帯化が進んでいるような。。。(^^;)

浅場で見るキタマクラは色合いが深場の子よりも薄く、一瞬、カザリキンチャクフグのチビ??とか思ったけど、キタマクラだった。。。(笑)
体に対する目玉の比率が大きいからだろう。。。温帯種のキタマクラといえども、チビはやっぱり可愛い。

ハナキンチャクフグは今でもまだ繁殖期のようで、見かけるオスの体色はどれもドギツク、喧嘩も頻繁に見かける。。。

ヒメオオミアミが爆発中。。。
ヒメオオミアミが爆発中。。。
今の時期の海は水底付近に稚魚類やアミ類など小さな小さな虫のような生き物たちが無数に群れていて透明度を悪くする。
被写体からちょっと離れて写真を撮ろうものなら、思い切りそれがハレーションとなってしまうくらい。。。
魚たちにとってはそれは絶好のエサになり、例えば水温が低いにも関わらず、これを食べるためにハナヒゲウツボなんかも元気に顔を出していて、捕食に余念がない。

こんな時期に同じように爆発的に増えるのがヒメオオミアミだ。
水底付近にあるちょっとした岩の窪みを見ると、このヒメオオミアミが無数に群がっているのが見られる。
アミ類よりも2回りも3回りも大きいので、よく目立つ。

最も多いのは黒っぽい連中なのだが、たまに写真のような黄色い子や派手な模様の子も混じっていて、見ているだけでも楽しい、この時期限定の風物詩だ。

口内保育中の卵にも目玉が見え始めた。。。
口内保育中の卵にも目玉が見え始めた。。。
定点観察中の-16m付近のアオスジテンジクダイたちを覗いてみた。
先日まではピンク色だった卵がすでに白っぽくなっていて、良く見ると稚魚の目玉も出来上がっているのがよく分かる。
もうあと2-3日くらいで孵化しそうな感じ。。。

結局、ここには3ペアがいるのだが、うち2ペアが口内保育中で、もう1ペアはまだ卵を咥えていない。
卵を咥えているもう1ペアの方の卵はまだピンク色だった。


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いやいやいや。。。多過ぎだろっ!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.5℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 13:29-15:02
【潮まわり】 04:50 195cm 満潮 / 11:03 46cm 干潮 / 17:07 202cm 満潮 / 中潮(月齢:11.5)
【日の出・日の入】 日出05:51 日没18:45

久しぶりにまとまった雨が降った。
風は南寄りなので暖かく、雨のせいかちょっと湿度が高い気がする。

意外に元気なハナヒゲウツボ
意外に元気なハナヒゲウツボ
いや~海の中は昨日以上に中層の浮遊物と水底付近のアミ類、稚魚の類が凄く、視界は悪い。
この時期特有の状況で、かつこれらは魚たちの栄養源にもなるわけで、邪険にしてはいけないのだが、やっぱり憂鬱だ。。。(笑)
ヒメオオメアミもそこらじゅうに溢れている。(この時期のみの限定)

今日はあまり面白い発見もない上に寒かったなぁ。。。などと思いながら、ちょっと考え直してみた。
そっか。。。今まで興味のなかったプランクトンに興味を持つようになったら、それまで憂鬱だった浮遊物の多い海が急に楽しくなったように、水底付近のアミ類、稚魚の類にもっと積極的な目を向ければ面白いのではなかろうか。。。?(ーΩー )ウゥーン
明日はちょっとこの辺にマジで目をむけてみるか。。。

低水温時は穴の中に入ってしまい、めったに顔を出さないハナヒゲウツボが今日は何故かメチャクチャ元気に顔を出していた。
アミとか稚魚類を食べているのかな。。。(確認できず)

-16mのアオスジテンジクダイ
-16mのアオスジテンジクダイ
定点観察中の-16mのアオスジテンジクダイの村ではこれまで卵を咥えたオスは1匹だけだったのだが(写真)、今日はもう1ペアが卵を咥えているのを確認した。
そちらはまだ卵の色も初期のピンク色だったが、写真の前から咥え続けているオスの卵は白っぽくなってきた。

幼魚体色から黒味を帯び始める段階 4cmくらい
幼魚体色から黒味を帯び始める段階 4cmくらい
昨日は見つからなかった黄色い幼魚の体色から成魚の体色である黒に変わりつつヒレナガスズメダイの子を見つけた。
昨日のログにも書いたが、11-12月の頃はそのような子も多いのだが、この時期になるとめったに見なくなる。

とりあえず、こんな感じで幼魚は大人への階段を上り始めるのだ。。。


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超ショック。。。(>_<;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.3℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:36-16:14
【潮まわり】 07:06 204cm 満潮 / 12:51 80cm 干潮 / 大潮(月齢:14.7)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:42

今日も天気は悪くて、外は寒いけど、海はなかなか透明度が上がっていた。
というか、前回の時化の濁りが完全になくなった。
今年の冬は取りあえず、例年に比べて透明度だけは良い日が多い気がする。(屋久島は例年、冬季の透明度は悪い)
浮遊物もないし。。。

昨日までの2日間、失敗しつづけた水温ロガーからのデータ回収。。。
今日はもう直接ロガーごと回収する事にした。
昨年1年間のデータ自体はロガーの中に残っていると思っていたのだが、読み込んでみるとやっぱり昨日からの1日分しか入っていない。。。(ーー;)
今まではどんどんデータが蓄積されていくシステムだったはずなのに、なぜか1回データを読むと全部消えてしまって1からのスタートになってしまうシステムになってしまったような。。。
あれっ??
そんなはずはないと思うのだけど、明日一番で販売元に電話しなきゃ。。。
あ~全部消えてしまった???
だとしたら超ショックなんですけど。。。1年分の記録が。。。(・_・;

ダンゴイボウミウシ
ダンゴイボウミウシ
今日はロガー回収だけだったので、遊ぶ時間も結構取れた。
ロガーに付けているウェイトがちょっと重たいけど。。。(笑)

僕にしては珍しく、今日は-25m付近で転石をめくっていたら、ダンゴイボウミウシが出てきた!w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
僕的には初記録。
見たいと思っていただけに、ちょっと嬉しかったりする。

この背中についているボンボンは非常にもろく、外れやすいようで、最初、転石をひっくり返した時点で2-3個ポロポロと落ちてしまった。。。
その後もちょっとでもストレスを与えるとガンガン、この風船みたいなやつを落としていくような気がして、かなり慎重に撮影。
最初はどこに触角があるのかよく分からなかった。。。(^^;)

ヒメオオメアミ
ヒメオオメアミ
水温は非常に低いにもかかわらず、覗いた穴は賑やかで、時期外れのハナゴンベの極小チビがいたり、ホシクズベニハゼたちも繁殖期かな?と思うほど活発で他個体への干渉も見られた。

冷水期の風物詩、ヒメオオメアミが見られ始めた。(写真)
これから春にかけての低水温時にちょっとした窪みや穴を覗くと数十匹で集結しているのが見られ、中には黄色い子や模様の入った綺麗な子もいたりする。
まだ単独で1-2匹見た程度なのだが、これからどんどん増えていく。

いずれにしても、この生き物を見ると水温は低いわけで、あまり歓迎はできないのだが(笑)、可愛い生物ではあるかも。。。


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ウネウネ。。。ニゴニゴ。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 21.7℃
【透明度】 ~10m
明け方、寒冷前線が通過すると風は北西に変わり、一湊湾内も時間と共に時化てきた。。。
お昼頃にいったん静かになったが、またまた夕方から強烈な北西が吹き荒れた。
水中はウネウネ&ニゴニゴ。。。
ただでさえ、黒潮が離れて透明度が悪いのに、さらに濁って最悪な海だ。。。(-o-;

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クサギンポは超浅っ!

【ポイント】 志戸子
【水温】 19.7℃
【透明度】 15m
今日は低気圧通過の1日。
早朝からこの低気圧の暖域に入った屋久島は南寄りの風が吹き、天気が優れない割に日中はかなり暖かかった。
潜水中の正午前には寒冷前線が通過したようで、セオリー通り北西に風向きが変わり、これがかなりの強風だったため、一瞬で海は大荒れに。。。
良かった~!!午前中に入っておいて。
いつもの僕の起床時間だったら、今日も海なしだった。。。(-_-;)

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