タグ: ハイフィンカージナルフィッシュ

10年越しの念願がついに!

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 11:46-13:04
【潮まわり】 07:02 185cm 満潮 / 12:44 91cm 干潮 / 18:03 186cm 満潮 / 大潮(月齢:28.0)
【日の出・日の入】 日出07:07 日没17:55

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鹿児島大学の本村研所属の2人が日帰りで来島した。
ずっと来島の機会を狙っていたのだが、ずっと時化続き。。。ようやく来島することができた。

目的は昨年末から複数匹の生息を確認していたハイフィンカージナルフィッシュの日本初記録論文を書くため。
一緒に潜って、その状況を見せたのだが、「生きて泳いでいる状態を初めて見た!」と興奮していた。(^^)

-15m付近にかなり大きな2つの群れを確認していたのだが、両方とも今日はあまり大きな群れには見えなかった。
多分、水温が下がり、活性が落ちたからだろうか。。。?
多分、岩の下の方に隠れているのだと思うけど、今日は成魚を2-3匹、幼魚(若魚)を1匹見かけただけだった。

この魚は10年以上前に初めて屋久島で見つけて、その後もちょくちょく見かけていたのだが、なかなか形にすること(学術的な記録にすること)はできなかった。
それがようやく形になりそうで、僕も肩の荷がおりたというか、ちょっと安心した。(^^)

これでようやく和名が付きそう!(^^)
依然として屋久島以外からの記録はないので、「ヤクシマ~」を冠する和名になることを期待!(笑)
今年の11月くらいには学術誌に投稿するとの事。
楽しみだ~!!!

しかし、屋久島ではちょくちょく見つかるのに、依然として他所では見つからないのはなぜだろう。。。?
大きく派手な魚なんだけどなぁ。。。ホント不思議だ。
どんなルートで流れてくるんだろ。。。?


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もはや、ハイフィンカージナルフィッシュは普通種。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.2
【水温】 21℃ / 21℃ / 21℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 10:07-11:14 / 11:37-11:58 / 14:46-15:55
【潮まわり】 08:47 197cm 満潮 / 14:33 91cm 干潮 / 中潮(月齢:2.0)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33

2019年の初潜りは一湊タンク下に沈めてある2台の水温計の回収だった。

昨年は記録に残る大きな台風があり、そのせいで水中も酷く撹乱されたので、見つかるかメチャ不安を感じながらエントリー。

案の定、水温計は2台ともすんなりとは見つからず、9年やっていて初めて水温計回収にタンク2本を費やしてしまった。。。
結局、あれだけ時化てもほとんど場所は変わっていなくて、砂や石に埋もれてしまいスグに見つけることができなかったのだ。

何はともあれ無事に回収できて良かった。。。

2週間ぶりに潜ったのでやっぱりイカ釣り用のエギが沢山落ちていた。
屋久島の海は人工的な生活ゴミがあまり落ちていないので、派手で明らかに人工物だと分かるエギはかなり目立つ。
もはや、この時期の海の風物詩だ。(笑)

途中で昨年末に見つけたハイフィンカージナルフィッシュ(和名なし)のオス1匹、メス4匹のハレムをチェックしに行ったのだが、これがなかなか見つからない。。。
代わりに別のハイフィンカージナルフィッシュのさらに大きなハレムを見つけてしまった!!!
今度は前に見つけた岩よりも大きく、イソギンチャク+クマノミがいて、ソラスズメダイやキンセンイシモチなども多数群れるちょっと華やかな「根」とも呼べる場所だった。

前に見つけた場所はスグ近くだとは思うのだが、こっちの方が断然多い!!!
多分、オスメス合計10匹以上はいそうだった。

ハイフィンカージナルフィッシュは多分、状況に応じて体に縦の縞々が入る個体もいるようなのだが、これまで見たことはなかった。
しかし、ここにはその縞々個体も数匹いた。

しかし、これどういう事なんだろ??
もしかして、前からこの環境に普通にいたって事かな?
それともたまたま今年は当たり年って事?

これだけいるのに、なぜ他の地域では見つからないんだろ。。。?
不思議だ。。。


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4年ぶりに師匠が来島。

【ポイント】 お宮前 / 一湊タンク下No.2 / 一湊タンク下No.2
【水温】 22℃ / 23℃ / 23℃
【透明度】 20m(浅場は~10m)
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:45-10:46 / 12:08-13:15 / 15:07-16:09
【潮まわり】 06:44 75cm 干潮 / 13:37 179cm 満潮 / 長潮(月齢:8.8)
【日の出・日の入】 日出07:07 日没17:19

僕の修行時代、生物観察や水中写真をイチから教えてもらった師匠・加藤さん(八丈島Regulus Diving)が4年ぶりに遊びに来てくれた。
僕が八丈島にいた15年以上前と比べて、体力・気力はもちろんのこと、外見もまったく老けないことに恐ろしさすら感じる。。。(・・;)

今回、遊びに来てくれたのは、国内では屋久島近海で最も多く見られ、未記載種(=新種)になるのでは?と考えているイトヒキベラの仲間の観察と、スミツキオグロベラの撮影が目的だったのだが、よくよく聞いてみると、ここ1-2年で急激に僕のダイビング業界における露出や話題性が落ちているといって心配して来てくれたみたいなのだ。。。

すごい。。。
もう加藤さんのもとを卒業して15年くらいは経つのに、いまだに気にかけてくれていることに感激してしまった。

1日目の今日は未記載種になると思われるイトヒキベラXの観察&撮影がメイン。
2本目の帰り際にまたまたハイフィンカージナルフィッシュを見つけた!!!
しかも、今回はすごくて、立派な成魚オス1匹とメスが3匹の小さなコミュニティ。。。

この魚、実はいまだに国内では屋久島以外からの報告は一切ないのだが、なぜか屋久島ではこれまでに10個体以上見つかっている。
当然、まだ標準和名はなく、ハイフィンカージナルフィッシュと呼んでいるのだが、そろそろ和名が欲しいよね。。。^^;


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同業者のゲスト

【ポイント】 一湊タンク下No.3/お宮前/一湊タンク下No.2
【水温】 24.5℃
【透明度】 25m
風は北東。
一湊湾内はベタ凪ぎ。
どこも白く濁っていて透明度はイマイチ。

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テンジクダイ合宿

【ポイント】 一湊クレーン下/一湊クレーン下/一湊タンク下No.2
【水温】 29.6℃
【透明度】 40m~
屋久島の海は真夏が一番コンディションが良いはずが、今頃になって透明度も水温も夏よりも良い状態!
今日のクレーン下は今季最高と言っていいくらいのクリアーな海だった。

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おっ?!まだいるじゃん!!

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊クレーン下
【水温】 27.3℃
【透明度】 25m~
相変わらずの北東の強風。
時化気味の一湊湾内。。。

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