タグ: タイワンカマス

外した~!!!!(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/オツセ/ヨスジ漁礁/一湊タンク下No.2
【水温】 24.4℃/23.4℃/24.1℃/24.4℃
【透明度】 15m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 4:27-6:08/11:31-12:36/14:31-15:23/17:02-18:10
【潮まわり】 05:00 103cm 干潮 / 10:30 184cm 満潮 / 17:01 65cm 干潮 / 小潮(月齢:6.5)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:21

一昨日、ハッチアウトを見たジョーフィッシュの横にもう1匹卵を咥えたジョーがいて、こいつが今日にでもハッチアウトしそうだという事をゲストさんに伝えると、ゲストさん2人とも「ぜひ見たい!」という事で、今日も朝4時過ぎエントリーの”超”早朝へ。。。

行ってみるとジョーの巣穴はすでに開いていた。
しかし、じっと見ていても、なかなか巣穴の主は出てこない。。。
もともとここのオスは警戒心が非常に強く、いつもまったくと言っていいほど巣穴からは出てこず、卵の状態を見るのも一苦労。。。
きっとハッチアウトの直前になったら出てくるだろう。。。と思っていたら、しばらくしてヒョコっと出てくるなり巣穴の蓋をしてしまった!!!(◎_◎;)

そのままずっと待機していたけど、次第に水中は明るくなってきて、結局、今日はハッチアウトしなかった!!!(・・;)

そのあとはお茶を濁すかのごとく、浅場を徘徊して、ウミガメやら今日も同じ場所でやっていたハクセイハギの求愛なんかを見てエクジット。。。
自然の事なので見れない場合もありますよ~とゲストさんには言っておいたけど、それでも何か申し訳ない限り。。。

エクジット間際にはエントリー口下に無数のタイワンカマスの幼魚~若魚群れが溜まっていて、凄い事になっていた。。。
その数は多分、数万匹!!!
大きな壁に囲まれているような感じで巻かれた!!

あっ、そういえば、昨日書き忘れたのだが、一昨日にハッチアウトしたオスはもう次の日には卵を咥えていた。。。
また大きな卵塊。。。(^^)


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タイワンカマスの繁殖行動について新たな見解

【ポイント】 一湊タンク下No.3/お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 23.3℃/23.4℃/23.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:48-10:58/12:32-13:47/15:32-17:17
【潮まわり】 05:36 211cm 満潮 / 12:28 21cm 干潮 / 大潮(月齢:28.1)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:18

今日は晴れた!!!(^^)
朝から暑いくらいの太陽に照らされ、海もベタ凪ぎ!!静かな一湊の海でのんびり3本。。。

3本目はゲストI氏の希望で一湊タンク下ビーチエントリー。I氏が滞在中は一湊タンク下はずっとビーチで入ることになりそう。。。(^^;;

3本目のエクジット直前にここ最近ずっと追っていたタイワンカマスの繁殖行動について、今まで思いもしなかった新たな事実を掴んだような気がする。。。
やつらは浮く卵じゃなくて、沈む卵を砂地や砂だまりに産むのではなかろうか。。。?(・・;

何度かこのブログでも話題にしているのだが(例えば→タイワンカマスの繁殖行動)、毎年、今くらいから夏にかけての時期、夕方近くにタイワンカマスの群れを見ていると、頻繁に2匹で群れを離れて急上昇したり、追いかけっこをしたりという光景を見かける。
まだ確実な繁殖行動らしきものは見ていないのだが、日没が近づくにつれこの状況はさらに盛んになり、少なくとも産卵方法はベラ類のように2匹で水面方向に急上昇して行う放卵放精であり、卵は浮性卵で産んだ後は流れていく。。。
そして産卵はあくまでも群れから離れることなく、放卵放精の時だけ群れから離れ急上昇し、スグに群れに戻る。。。
産卵の時間帯(日没前後?)は群れ全体で一斉にペア産卵が行われる。。。
そんな感じの事を予測していた。
今までそういう固定観念で観察を続けていたのだが、今日はその予測がかなり外れているのではないか?と思ってしまうようなタイワンカマスの行動を目撃した。

群れを離れ佇むタイワンカマスのペア
群れを離れ佇むタイワンカマスのペア
3本目のエクジット間際(17:00前後)にエントリー口下で2匹のタイワンカマスが並んで佇んでいた。
1匹は大きく、お腹もやや膨らんでいるように見える。(メス?)
こいつが少しでも動くともう1匹(やや小柄)が執拗に追い回すのだ。
そしてまた2匹が並んで小康状態。。。
こんな行動を繰り返していた。
その間、どんなに近づいても2匹は僕らから逃げようともしない。(通常、タイワンカマスは近づくことは困難)

んんっ???これはもしや!!!と思い、確認のためにお腹の膨らんでいる方(メス?)をもう1匹(オス?)から引き離そうと意図的にちょっと追い立ててみたところ、もう1匹(オス?)はそれを逃がすまい!という感じで、やっぱり執拗にお腹の膨らんでいる方を追い回す。
とにかく絶対に離れようとしないのだ。

結局、エアもなかったので最後まで観察する事はできなかったけど、もしかしたらこんな感じの産卵方法なのかもしれない。。。

午後から夕方にかけて群れの中で求愛を開始。(群れの中で頻繁に2匹で群れを離れて急上昇したり、追いかけっこをしたりという光景がそれ)

日没近くなると、この求愛がさらに激しくなり、とうとう2匹で群れから離れる。(間男も一緒だったりするのかもしれない)

メスが産卵の準備を整えるまでオスは片時も離れず、付きまとう。

産卵はオキザヨリのように水底で行い(根拠はないけど多分、砂地、もしくは砂だまりに?)、沈性卵を産みそれにオスが放精。

今後はこの仮説でちょっと観察を続けてみたい。
この仮説通りなら、産卵時間帯はペアで群れを離れるカップルが増えるので、群れの数が少なくなる(群れが小さくなる)はずだ。


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タイワンカマスの繁殖行動

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 22.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:43-17:13
【潮まわり】 07:05 214cm 満潮 / 13:50 6cm 干潮 / 大潮(月齢:1.1)
【日の出・日の入】 日出05:26 日没19:02

今日は午後から1人で海へ。。。
海は凪ぎてるんだけど、天気がイマイチ。

今日はずっと浅場を散策していたので、久しぶりに2時間半以上エアーがもった。。。(^^;;
っていうか、今日は-10m以深には行っていないので、昔だったら3時間半はエアーがもったと思うのだけど。。。ホント最近は分かりやすいくらいエアーの持ちが悪くなってる。

まずはGW中にペアリングしそうなジョーのペアを見つけたので、それをチェックしに行った。
まだ卵は抱えていなかった。。。

-6mくらいのところに3年以上は生き続けているジョーの老成メスがいる。
僕の知る限りでは、彼女が産んだと思われる卵を抱えているオスはこれまで見たことがなかったので、「行き遅れた独身メス」と呼んでいた。(^^;;
過去に近くに若いツバメを飼っていた事もあるが、成婚には至らなかった。。。(笑)
ところが今年は近くに若い成魚オスが2匹も棲みつき、ようやく遅い春が彼女に訪れたと個人的に喜んでいたのだが、今日行ってみると、その若いオスのもっと近くに別の若いメスが棲み始めていた。。。(・・;)
残念。。。?(笑)

行き遅れた独身老成メス(笑)
行き遅れた独身老成メス(笑)

老成メスの近くに棲み始めた若い成魚オス
老成メスの近くに棲み始めた若い成魚オス

群れから離れて急上昇するペア
群れから離れて急上昇するペア
今日は多くの時間をタイワンカマスの繁殖行動(?)らしきものの観察に費やした。
一湊タンク下の-8m前後の辺りには、タイワンカマスが50匹くらいの群れをつくり、皆同じ方向を向いて群れている。
しかし毎年、今頃から夏にかけての季節は、夕方近くになると群れの中から突然2匹が隊列を乱して高速で追いかけっこを始め、ベラの抱卵放精のような感じで水面方向に急上昇する行動がよく見られるようになる。
過去にも「これは産卵か??」などと思い、よく観察したりもしたのだが、抱卵放精らしき行動はまだ確認していない。
今日もかなり激しくそんな行動があっちこっちで見られた。

今日はちょっと面白いものを何回か確認した。
急上昇するペアのうちの1匹が何やら白いものを出している。。。
「お~!!!放精??抱卵??」
そう思って他のペアもチェックしてみると、同じように白いものを出している個体がたまに見られたので、近づいてよ~く見てみると、精子や卵のようには見えず、それは細かい気泡のようなものだった。
(というか、多分、気泡だと思う。。。)

これを確認&撮影するために-9mから-4mまで自分が急上昇(=急浮上)してしまったため(・・;)、その後はちょっと怖くて観察を中断したのだが、これメチャ気になる。。。
もう一度、明日確認してみようかと思うのだけど、自分自身が急上昇(=急浮上)になっちゃうのはちょっとなぁ。。。(・。・;
今度は最初から上の方に浮いて待ってようかな。

細かい気泡のようなものだった。
細かい気泡のようなものだった。

何やら白いものが出ているように見えたけど。。。
何やら白いものが出ているように見えたけど。。。

このタイワンカマスの出す気泡観察で急浮上した時に結構、体内にプクプク感(泡立ち)を感じたため、今日のダイビングの後半はちょっとドキドキしながら過ごした。(-_-;)

貝の裏に産みつけられた卵を守るセホシサンカクハゼ
貝の裏に産みつけられた卵を守るセホシサンカクハゼ
貝殻の裏側に産みつけられた卵を守る(実質、守ってはいないけど。。。(笑))セホシサンカクハゼを見つけた。
まだ産みつけられたばかりのような卵だったけど、かなり広範囲に産みつけられていた。
また目玉が出てくるころになったら撮りにいこっと!(^^)

ルリホシスズメダイの幼魚
ルリホシスズメダイの幼魚
屋久島のルリホシスズメダイはそろそろ繁殖期に入る頃なのだが、まだ僕自身は産卵や卵守りは観察していない。
でも屋久島よりももっと南から流れてきているのだと思われる極小チビはチラホラ見られるようになってきた。
ルリホシのチビは警戒心が強いのでとっても撮りにくいのだけど、この子は割と撮りやすかった。


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お~!!!透明度が復活!!

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3
【水温】 26.8℃
【透明度】 ~40m
朝方は曇っていて寒かったが、日中はよく晴れて暖かい1日。
今日はどういうわけか透明度が真夏並みに戻った!!(^ー^)ノ

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大雨の中で。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 27.6℃
【透明度】 25m~
一湊湾内は今日も凪ぎなのだが、相変わらず北東の風は強い。
天気は日中、黒く厚い雲がかかり、バケツをひっくり返したような大雨が!

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