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暴風雨なのにベタ凪っ!

【ポイント】 元浦
【水温】 21.0℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 暴風雨
【潜水時間帯】 10:30-11:20
【潮まわり】 07:19 218cm 満潮 / 13:25 23cm 干潮 / 大潮(月齢:0.0)
【日の出・日の入】 日出06:34 日没18:22

今日は体験ダイビングで午前中に1本。

でも朝から暴風雨!(-o-;
といっても、風向きが南から次第に西に変わっていくような風だったので、体験ダイビングのポイント・元浦は波ひとつないベタベタに凪ぎた海だった。

でも背後から吹く風は台風並みの暴風だったので、海まで歩くのも一苦労。。。

逆に水中は潜っちゃえば静かなんだけど、水中から見上げる水面は強烈な風の流れ(オフショア)がよ~く分かって、面白かった。。。(^^;)

透明度や明るさは昨日よりも良くなっていて、今日の水中はいい感じ。。。
よく晴れた昨日の海よりも明るく、青々していた。(^^)

しかも、今日の元浦はアカカマスやムロアジの群れなどが沢山いて、賑やかだった。
小さいけど、ウミガメも!


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可哀想なタイマイ・・・

【ポイント】 オツセ/オツセ
【水温】 19.6℃/19.9℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:40-11:34/14:02-14:59
【潮まわり】 08:45 214cm 満潮 / 15:29 -7cm 干潮 / 中潮(月齢:18.5)
【日の出・日の入】 日出05:56 日没18:42

今日は永田へ。。。
永田もベタベタに凪ぎていて、まるで海が湖のようにみえるくらい静かだ。
天気もOさん&Mさんが来てからずっとよく晴れていて、今日も陸上は気持ちのよい1日だった。

永田エリアのホームグラウンド「オツセ」
永田エリアのホームグラウンド「オツセ」

しかし。。。永田も一湊同様にもの凄い濁りで、10m先も見えないくらい。。。
浮遊物も一湊と同じように浮いていて、一言「汚い海」!!

帰りに吉田付近で赤潮も発生していて、潮目にそって赤潮が大きく広がり、海岸付近は真っ赤に染まっていた。
夜に家族で海に行ってみると案の定、夜光虫も凄くて、ま~つまりは潮がかなり悪いって事。。。

Oさん&Mさん、運が良いのか悪いのか、よく分からなくなってきた。。。(笑)

死んだタイマイが港内に浮かんでいた
死んだタイマイが港内に浮かんでいた
今日は永田港にタイマイの若い個体が死んで浮いていた。
よく漁師さんの網にウミガメが引っ掛かり、そのまま死んでしまう事が多いのだが、多分この子もそのまま港で捨てられた子なのだろう。。。
可哀想に、なかなか港内から出れず、広い港内を1日中、グルグルまわってた。

-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
-30m以深で普通に見られるベニハナダイのメス
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
水温が低い時のハナヒゲウツボはちょっと警戒心が強い。。。
サクラコシオリエビ
サクラコシオリエビ

久しぶりのボブサンウミウシ
久しぶりのボブサンウミウシ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ
黒潮接岸前の春は多く見られるコンシボリ


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水面を滑るように進むキイロウミコチョウ?

【ポイント】 元浦
【水温】 25.1℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:12-17:35
【潮まわり】 04:59 220cm 満潮 / 11:54 8cm 干潮 / 18:34 219cm 満潮 / 中潮(月齢:12.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:21

水温は高い状態(と言っても例年並みという事)が続いている。
今日も水温は25℃以上あり、温かい。
透明度もかなり良く、天気が悪いのに水中は明るい。。。

今日は午後から海へ。
当初の計画ではちょっとだけ元浦で潜って、あとは一湊タンク下へ。。。と考えていたのだが、何だか知らない間に時間が経ってしまい、結局3時間半、ずっと元浦の浅場でウダウダしていた。(笑)
しかもほとんど動いてねぇ~!(^^;)
特に面白い事があったわけでもないのに。。。(ーー;)

シライトイソギンチャク×クマノミ
シライトイソギンチャク×クマノミ
最近、クマノミのチビが増えてきてから、いろいろなイソギンチャクをバックにこのチビたちを撮るのがマイブームで(笑)、ガイド中に綺麗なイソギンチャクを見つけるとチェックしたりしている。
この元浦の浅場にあるシライトイソギンチャクは先端がピンク色でとても可愛かったので(通常は先端が青いものが多い)、前からこのイソギンチャクをバックに撮りたいなぁ。。。と考えていた。
ところが、実際に撮ってみると、それほど美しくなかった。。。(ーー;)

シマギンポ、オスの婚姻色
シマギンポ、オスの婚姻色
クマノミを撮っていたら、目の前の岩でシマギンポのオスがバリバリの婚姻色になって踊っていた。
見ると目の前にはお腹が卵でパンパンのメスがいた。
そう、オスはメスを産卵に誘っていたのだ。
しばらくオスの婚姻色を撮っていたのだが、ふと顔を上げるとメスがいないっ!!
メスを見失ってしまった。。。(・_・;
せっかく、産卵や1つの巣穴から雌雄が顔を出すところが見られるかと思ったのにぃ。。。

産卵中だったコンシボリのペア
産卵中だったコンシボリのペア
その近くの岩にコンシボリの卵が1巻。。。
なぜにこんなところに???(通常は砂地などでみられる)と思い、卵の下をさらってみると、黄色いコンシボリが2匹出てきた!
どうも産卵中だったみたい。。。
スグにそのまま潜ってしまったのだが(岩の上に積もった堅めの砂の中に)、そっか。。。こんなところに卵を産むんだ。

八丈島などでコンシボリというと砂地で見かけ、卵も砂地でよく見るイメージだったのだが、屋久島では岩場で見かけることが多い。
そうなると卵はどこに産むのかと思っていたけど、こんなところに。。。(・_・;

ようやくキイロウミコチョウの大量発生が始まった。
毎年、5月初旬によく見られる現象のような気がするのだが、今年は初見だ。
数匹のキイロウミコチョウが一カ所に固まって見られる光景は、GW頃の季節ならでは!だったのに。。。
これも、低水温だったせいかなぁ。。。

さて、このウミコチョウの仲間は今年はずっと発生するのを待ちわびていた。
というのも、僕の八丈島時代の兄弟子Kくんが撮ったトコブシの裏側にウミコチョウの仲間を這わせて撮った1枚(⇒ボケ | ガイド会・世界の海ブログ)がとても綺麗で、同じことをやってみようかと考えていたのだ。

滑るように進むキイロウミコチョウ
滑るように進むキイロウミコチョウ
常にBCのポケットにはトコブシの貝殻が入っていたのだが(笑)、こんな時に限って無~い!!!
入っていたのは取り合えず裏側が綺麗だからといって拾っておいた名称不明な貝殻のみ。。。
まぁ、この貝も一応、光の入り方で青っぽく輝く傾向はあったので、ここに乗せてみた。

確かに青くはなるのだが、Kくんが撮ったような柔らかく、優しい感じの背景にならない。。。
何か鋭い光沢感があって、金属感のような堅い雰囲気も強い。
Kくんの写真もある意味「不自然な生物写真」ではあるのだが、それ以上に不自然な感じがする写真に。。。(・・;)
「こんな環境にキイロウミコチョウはいねーぞぉー!!」と言われそうなくらいに。(笑)

結構、絞りを開けているのに、貝殻の裏側のスジがどうしてもハッキリ出てしまう。
そもそもKくんの写真の周りの「黄色」。。。ありゃ何だ??(・・;)
トコブシにあんな黄色い部分ってあったっけ?
あの黄色が写真に柔らか味を出している気もする。。。


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黒潮は近くて遠い。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1
【水温】 18.3℃/18.5℃
【透明度】 10m/10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:05-14:05/15:07-16:32
【潮まわり】 06:06 204cm 満潮 / 12:10 37cm 干潮 / 18:08 218cm 満潮 / 大潮(月齢:13.3)
【日の出・日の入】 日出06:24 日没18:27

2日間に渡った冬型の気圧配置も崩れ、風が南寄りに変わり、一湊湾内はベタ凪ぎに。
天気も気温もまずまずで、なかなかのダイビング日和!

しかし、海の中はかなり白く濁り、とても透明度が良いとは言えない。。。
水温ももう3月なのにまたまた下がって18℃台。(・_・;

冬季もずっと元気だった黄色いジョーフィッシュ
冬季もずっと元気だった黄色いジョーフィッシュ
今日は常連ゲストN氏が遊びに来てくれた。
リクエストはベニハゼの仲間を一通り。。。という事だったのだが、寒さからか本来はメチャクチャ出ているオーバーハングや暗がりには1匹も出ていない場所が多かった。
唯一、ホシクズベニハゼとペガススベニハゼだけはどこも基本的にはしっかり出ていた。

どの魚も低水温時は何か元気がない種類が多いのだが、サンゴも同じ。
サンゴは夏の高水温で白化すると思っている方が多いけど、今年は冬の低水温によるサンゴの白化の方が圧倒的に多い。例年に比べ特にメチャクチャ水温が低いわけでもないのだけど。。。

そんな中、通常、低水温期は穴からまったく出てこないため、冬はめったに見ることがないのがジョーフィッシュなのだが、今期は1匹黄色い子が冬の間中、とても元気だった。
今日も頻繁に穴から顔を出していて、いや「体全体」を出していて僕らを楽しませてくれた。

コンシボリガイの極小幼体
コンシボリガイの極小幼体
久しぶりにコンシボリガイに出会った。
と言っても超極小の個体。

3月の初めに安良里ダイビングセンターのサイトにベニヤカタの幼体として載っていた子(⇒11-03-05beniyakatagaisatou.jpg (280×210).)を「これはコンシボリの幼体では?」と指摘したことがあったのだが、コンシボリは幼体時からハッキリとした縦線が何本も入っているんだった!!
帰ってから過去の写真をすべてチェックして調べたけど、やっぱりコンシボリの幼体はどんなに小さくてもあみだクジのようなクッキリとした太い縦線が必ず入っていた。。。(・_・;
幼体時はこれが薄れると完全に勘違いしていた!

さらによくよく見れば軟体部もコンシボリの場合、綺麗な白い水玉系の模様が幼体時から必ず入ってるんだった。。。(^^;;

となると安良里の子、あれは何者だろうか。。。
やっぱりベニヤカタの幼体なのかな~(ーΩー )ウゥーン
ちなみにヒメヤカタの極小幼体ってどんなだろ?

ゴシキイトヒキベラと呼ばれている子
ゴシキイトヒキベラと呼ばれている子
-10m付近の浅場でゴシキイトヒキベラのメスと同定されそうな子に出会った。
胸鰭基底部の黒い斑紋や綺麗に上下に分かれる体色などから、瀬能さんなどに写真同定に出せばゴシキイトヒキベラのメスだと同定されると思うのだが、僕には「通称・イトヒキベラX(=イトヒキベラの変異個体?)」の若魚~メスのステージにも見える。
実際にイトヒキベラXとの産卵も見ているので、間違いないと思うのだけど。。。

そういえば、イトヒキベラとゴシキイトヒキベラとこのイトヒキベラXの関連性が最近はまったく話題に出なくなったけど、どうなったんだろう。。。?(^^;)
若い分類学、もしくは分子生物学の研究者にぜひやってほしいなぁ。。。
遺伝子もみると絶対に面白い事が分かると思うんだけどなぁ~
進化や生物地理学的にも面白い素材なのでは?と感じる。


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モンハナシャコも抱卵

【ポイント】 元浦沖/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 23.8℃
【透明度】 ~15m
水温は依然として高いのだけど、かなりの白濁りだ。
透明度はメチャクチャ悪いっ!
ちょっと先のダイバーがまったく見えないくらい。
まだ晴れて空が明るいから良いのだが、これで外が曇っていたら水中は相当暗いぞ。。。こりゃ。。。(・_・;

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もしかして今こそウミウシがシーズン?

【ポイント】 一湊タンク下/お宮前/一湊タンク下
【水温】 23.5℃
【透明度】 20m
思い切り更新が遅れました。。。(=_=;)
今日はゲストが3本希望だったので早めのお迎えでスタート。
なのに、やっぱり3本終了時の時間は18時を過ぎてしまうのであった。。。(笑)
今日はやや東寄りの風が強く、元浦側はちょっと時化気味。
一湊湾内はよく凪ぎていた。

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赤ヘビ?

【ポイント】 平内
【水温】 19.6℃
【透明度】 10m
今日は北部も凪ぎていたと思われるが、撮りたいものが一気に増えた「平内」に行った。
北部が寒く、雲っていたため、暖かく、晴天の南部を想像して行ったが、今日は南部もそれほど暖かくなかった。。。残念。。。
しかも、雨まで降ってきた!
海が凪ぎの日はどっちも変わらないって事か??

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わ~い♪アヤタスキ南部初!

【ポイント】 湯泊/平内
【水温】 19.3℃
【透明度】 10m
北部は時化。
朝から南部にむかった。
北部は曇り空が寒々しかったが、南部は晴天&暖かい♪
でも、なぜだろう。。。?水温は北部より2℃くらい低い。。。
長時間ダイビング希望!のゲストなのに毎回70分くらいで、「トイレ~!!」。。。(笑)

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南部へ行くしかないっ!

【ポイント】 平内/尾の間
【水温】 20.3℃
【透明度】 15m
昨日同様、寒~い北部。。。
どう考えてもまだまだ時化ていそうな北部の海。。。
今日は北部の海を見ずして、南部へ行こうっ!と即決。
ゲストは常連のTさんだったので、普段は潜らないポイントを調査させてもらおう。。。と企んでいたが、結局いつも通り、南部の定番・平内&尾の間でのダイビングとなった。

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一湊港内

【ポイント】 一湊港内
【水温】 20.6℃
【透明度】 ~0.5m
今日は北寄りの風強く、北部の各ポイントはすべて時化。
スタートが相変わらず遅かった僕は南部に向かうわけにもいかず、時化で出て行く漁船もない一湊の港内を初めて潜ってみる事にした。
もちろん、目的は各種泥ハゼ!
これだけを期待して(と言うかそのために)入ったのだが。。。

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