タグ: クラゲノミの仲間

年々下がっていくジャスピン率。。。(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.8℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:16-16:31
【潮まわり】 05:17 166cm 満潮 / 10:44 104cm 干潮 / 16:15 179cm 満潮 / 中潮(月齢:10.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:36

今日は朝から小雨が舞う寒々しい1日。
重い腰を上げてようやくエントリーしてみると、透明度は昨日とさほど変わらないのだが、上層にはクラゲ類(ツノクラゲやカブトクラゲの類)が浮き、浮遊生物がまぁまぁ多かった。
しばらく、水底には下りずに浮遊生物(プランクトン)を見て回ったのだが、特に珍しいモノや変わった生物には出会えなかった。
それでも前半はずっと中層に浮いて、トガリズキンウミノミの仲間なんかを撮っていたのだが、ますますをもってピントが合わなくなってきた。。。(・・;)

青白い怪しい光を発するクラゲ類に着くトガリズキンウミノミの仲間
青白い怪しい光を発するクラゲ類に着くトガリズキンウミノミの仲間
毎年、この時期から春にかけて浮遊生物を撮る機会が増えるのだが、なんか年々ピントが合う確率が低くなっているのが、よ~く分かる。
50-80枚くらいシャッターを切ってもピントが合っているのは2-3枚。
しかも、構図的にベストショットなものはことごとくピントは合っていなかった。

浮遊生物を撮るためには小さいものを撮るための視力だけでなく、ずっと一定の浮力を保つダイビング技術と、プカプカ浮いて撮っているので被写体と共に自分自身も動いているためベラなど激しく動く魚を撮る時以上に高レベルの動体視力と反射神経が必要になる。

視力が落ちてきているのは間違いないのだが、それ以上に一番最後の動体視力や反射神経の衰えをものすごく感じる。
これまで動体視力や反射神経に関してはかなりの自信を持っていて、動く被写体に即座に反応し、瞬時にピント合わせを行いシャッターを切るのは、自分の得意とするところだと思っていたのに、最近はもう全然ダメ。。。
いつでもジャスピンの写真が撮れる自分に「俺って天才?」などと自惚れていた時もあったのに。。。(笑)

クラゲ類に着くクラゲノミの仲間
クラゲ類に着くクラゲノミの仲間

???今日はこのカメガイの仲間をよく見かけた。
???今日はこのカメガイの仲間をよく見かけた。

結局、動体視力や反射神経は視力同様に、年齢と共にどんどん衰えていくものだろうから、これからはもっともっと浮遊生物を撮るのはキツくなってくるのかなぁ~はぁ。。。(◎_◎;)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

またまた黒潮が寄ってきた。。。(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.5℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:15-16:56
【潮まわり】 05:02 217cm 満潮 / 11:41 14cm 干潮 / 18:07 218cm 満潮 / 大潮(月齢:13.1)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:10

午後からカメラを持って海へ。
またまた黒潮が寄ってきているようだ。。。
水温はグーンと上がって23-24℃。
水底の透明度は基本的に良いのだけど、ちょっと赤潮がかかっていて水面直下1mくらいまでの間に何やらプランクトン類がゴッソリたまっていた。
これは陸上からでもよく分かるくらいでエントリー&エクジット時は何かが顔を刺してきて、チクチクする~!!!(・・;)
典型的な黒潮接岸前の状態。。。

という事で、今日はずっと中層を漂い、浮遊生物探し。。。(笑)
毎回、浮遊生物(プランクトン)が流れてくるとその組成は全然違うのだけど、今回の潮はこんな特徴があった。

何じゃこりゃ。。。?(・・;)
何じゃこりゃ。。。?(・・;)
まず左の写真のような卵のような、クラゲのような何だかよく分からない浮遊物が水面直下1m以内にウジャウジャたまっていて、他のクラゲや貝類などのプランクトンにもこれが分裂したものがボロボロと付着していた。
1個1個の大きさは5mm以下で球体。
真ん中に赤い点のようなものが見える。
これが今日のプランクトン類の中心で岸側に溜まっている傾向があり、ちょっと沖に出ると少なくなる。

ハダカゾウクラゲにも付着
ハダカゾウクラゲにも付着

他のクラゲ類にも付着。。。
他のクラゲ類にも付着。。。

最もよく見られるのがこのカメガイの仲間
最もよく見られたのがこのカメガイの仲間
クリイロハダカカメガイ
クリイロカメガイ

鼻先を過ぎると毎年黒潮接岸直前の時期になると必ず大量に流れてくるカメガイの仲間やクリイロカメガイなんかが大量にたまっていた。
この手のカメガイの仲間は通年見られるのだが、毎年6-7月頃の流入っぷりが一番凄くて、初夏の風物詩と言ってもいい。
それが今年はちょっと早く大量流入していた。。。(・。・;

以前、謎のピンク色のクラゲでメドゥーサの髪の毛みたいなクラゲ(笑)がいたのだが、これをボウズニラという長い触手が連なった種類に近い仲間ではないか?とゲストさんに言われたのだが、前回はそのような触手がまったく見当たらなかった上に、そもそも大きなクラゲなので(直径5cm以上はあった)、う~ん。。。どうだろう。。。?と半信半疑だったのだが、今回の潮にはこいつらも結構含まれていた。
ただどいつもこいつもサイズが小さかったのだが(直径1cmくらい)、今回は長い触手を連ねていた!!(・。・;
これで捕食をしているようだった。。。
こうなると一番近いのはやっぱりボウズニラの仲間という事になるのかなぁ。。。うーん。。。

謎の管クラゲの仲間
謎の管クラゲの仲間
触手が伸びて捕食していた
触手が伸びて捕食していた

触手が伸びて捕食していた
触手が伸びて捕食していた

上部から気泡を出すカメガイの仲間
上部から気泡を出すカメガイの仲間

捕食用の粘膜に気泡が着く
捕食用の粘膜に気泡が着く
カメガイの仲間は上部に粘膜のようなものを広げて捕食をするそうなのだが、確かに周囲に粘膜のようなものがたまに見られる。そしてそれに写真のように気泡のようなものが付着している事がある。(写真からは粘膜が見えないが、これはその粘膜に付着した気泡)
この気泡はこのカメガイが出しているのではないか?と思うのだが、1枚は明らかにカメガイの仲間の内部から気泡が出ているのがよく分かる。。。
もしかしたら粘膜を出す際に気泡も一緒に出しているのかも。。。?

ウチワカンテンカメガイも多かった
ウチワカンテンカメガイも多かった

カメガイの仲間に着くクラゲノミの仲間
カメガイの仲間に着くクラゲノミの仲間

エイか何かの稚魚??
エイか何かの稚魚??

ヒドロ虫の仲間が生えていたカニの仲間のメガロパ幼生
ヒドロ虫の仲間が生えていたカニの仲間のメガロパ幼生


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , , , , ,

こ、これがもしかしてウサギたん??(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.4℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 11:00-13:20
【潮まわり】 04:28 180cm 満潮 / 10:32 75cm 干潮 / 16:20 178cm 満潮 / 若潮(月齢:25.3)
【日の出・日の入】 日出06:01 日没18:39

爆弾低気圧が発達しながら北上中。
まだ風は南寄りなのだが、これから屋久島を通り過ぎると北西に変わり、一湊湾内は大きく時化ることが予想されるので、午前中のうちに海に行くことにした。

ミスジテンジクダイという魚がいる。
このテンジクダイには2型がいる事が知られており、毎年夏に遊びに来られるゲストNさんの今年のリクエストが、このミスジテンジクダイの2型を生態や行動から見分けたいとのリクエストを頂いたので(どんだけマニアックなん!!(笑))、ちょっと下調べをしておくことにした。
4年ほど前にこのミスジテンジクダイの2型を見分けようとこればかり観察していた時があって、この時に何匹か見られた場所をチェックしようとしたのだけど。。。

エントリーしてみると、何と上層はニチリンクラゲだらけ!!!
もう前がまったく見えなくなるほどの溜まりっぷりで、エライことになっていた。。。(・・;)
特に浅場が凄かったのだが、ポイント全体に広がっていた。

_DSC5527

_DSC5515

これは他の浮遊系生物も凄いかも!!と思って、しばらく中層をプカプカ浮きながら、プランクトン探しをしていたのだが、何か決まった種類ばかりであまり多様性はなかった。(・・;)

でも。。。ようやくウサギたん(卵持ちのカイアシ類)を見つけた!!(^^)

現在、一部のダイバーの間で海の中の寄生虫が流行っているのだが(?)、その中でもダイバーがよく写真に撮るウサギの耳ような卵嚢を持った可愛いヤツ(カイアシ類=コペポーダ)がいる。
様々な生物に寄生し、種類も様々なのだが、これがなかなか見つからない。。。(・・;)

カイアシ類は地球上の全生物の土台となっているような必須な生き物で、その種類もかなり豊富。
当然、屋久島にもいないはずがないのだが、あまり僕は小さなものを探す目を持っていないからか、全然、目に入ってこない。。。

せいぜい、春先にトラギス類の目玉に着く大きな寄生性カイアシ類であるメダマイカリムシくらい。(・・;)

しかし、ようやく見つけたよ~!!(^^)
まさかクラゲ(モモイロサルパ)にも着くとは。。。(・。・;

クラゲノミの仲間とコペポーダ
クラゲノミの仲間とコペポーダ

コペポーダ(拡大)
コペポーダ(拡大)

クラゲノミの仲間などと一緒にクラゲ類に着いたそいつはまさに「ウサギたん」!(^^)
可愛い~!!と最初は思っていたのだが、ファインダーを通してクローズアップして見てみると。。。

んっ?あんたキアンコウ???(^^;;
何か他のダイバーが撮ってくる可愛いウサギ型コペポーダとは違うんですけど。。。(笑)

っていうか、こいつ最初、どっちが前だよ~!!!
と悩んでしまった。。。(・・;)

しばらくは後ろ向きの写真、つまりウサギの耳が前になるような写真ばかり撮ってしまった。。。(笑)

バテイクラゲの仲間だと思われるクラゲにもクラゲノミの仲間が着いていた。
クラゲの色に合わせてこいつも黄色い。。。(笑)
どういう共生の仕方をしているのだろうか。。。(・・;)

しかし、このクラゲ、何か釣鐘のようなものを2個づつつけていて、何か洒落てる。。。
この丸い卵の様な透明な球体はいったい何なんだろ。。。?

バテイクラゲの仲間に着くクラゲノミの仲間
バテイクラゲの仲間に着くクラゲノミの仲間

バテイクラゲの仲間に着くクラゲノミの仲間
バテイクラゲの仲間に着くクラゲノミの仲間

結局、中層で浮遊生物を探しながらウダウダ泳いでいたら、通常は5分で行けるミスジテンジクダイのいるところまで、1時間半もかかってしまった。。。(笑)
で、ミスジテンジクダイはまったくいなくなっていた。。。(・・;)
明日以降は別の場所もミスジテンジクダイ・チェックしておかねば。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

むむむ。。。水温が確実に下がってる。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.0℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:36-16:26
【潮まわり】 07:51 108cm 干潮 / 13:19 158cm 満潮 / 小潮(月齢:23.3)
【日の出・日の入】 日出06:03 日没18:38

今日は午後からカメラを持って海へ。。。
何か他店がみんなお客さんを連れているのに、僕は毎日1人でのんきに潜ってていいのだろうか。。。マジで大丈夫か?うち。。。(・・;)

ここ数日で徐々に水温が落ちつつあるのを感じていたのだが、今日はとうとう場所によっては19℃台に突入!!
最近まで23℃が長く続いていたのだが、とうとう水温は落ちた。
今年に入って新調したロクハンもかなりヘタってきているので、ちょっと寒く感じる。
これでまた魚たちの活性も落ちちゃうかな~うむー

今日はしばらく行っていなかったシロガヤ地帯にワレカラを見にいってみた。
いや~3-4日前とそれほど変わらないなぁ。。。とか思いながら、そのままヨコエビの仲間が着くフトヤギを覗く。。。
こちらも初日に見た最高に面白い状態も今や鳴りを潜め、そもそも数も減りつつある。。。(-_-;)

仕方なくそのまま中層を漂いながら浮遊系生物をチェック。
ここ数日、やや浮遊物が増えた感じがあったのだが、これは水温の低下と関係している。
それまで屋久島に接岸していた温かい黒潮が離れ、多分、浮遊物がたまりやすい”黒潮の端”がこの辺の海域にかかっているのだろう。。。
でも、それにしてはまだまだ浮遊物は少ない方なんだけど。

特に目新しいものは見つけれなかったけど、もう浮遊物に乗るクラゲノミの仲間を見るだけでときめく。。。(笑)
依然として端脚目ループにハマってます!(^^;;


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: ,

宇宙に行った。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.8℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:07-16:40
【潮まわり】 09:03 208cm 満潮 / 15:43 2cm 干潮 / 中潮(月齢:19.3)
【日の出・日の入】 日出06:08 日没18:36

ここのところずっとワレカラが着くガヤ地帯に通っていたんだけど、なかなか自分が思い描くイメージが撮れそうなシュチエーションに出会わないので、ちょっと離れてみることにした。
今、1-2mmサイズのチビが沢山いるので、こいつらが8-10mmくらいのサイズになるのを待つしかない!

という事で、今日は普通にフィッシュウォッチングをしようと、久しぶりに一気に沖まで出てみた。
底の方はそうでもなかったんだけど、上層はそこそこクラゲなど浮遊物が見られたので、ちょっと注意して泳いでいると、操縦席に宇宙飛行士がいる宇宙船を発見!(・・;)
右写真のようによく上に操縦者が乗っかっているクラゲはよく見るのだが、コックピットに乗っているやつなんてタルマワシくらいしか見たことはなかったので、中層で超興奮!!!
バシバシとシャッターを切ったのだが、何かピントが全然合ってねー(・。・;
かろうじて見せられるのが1枚だけだった。。。
また会えないかな。。。今度はもっと気合を入れて撮るんだけど!!(笑)

コックピットに操縦者がいる!!(・。・;
コックピットに操縦者がいる!!(・。・;

クラゲに着くクラゲノミの仲間
クラゲに着くクラゲノミの仲間

他にはクリイロカメガイなんかがよく見られた。

ジョーフィッシュのオスが早くも巣作りを始めているようだ。
左写真のように巣を作り始めのころは、「穴」というよりは自然状態でできた崩れかかった穴に棲み(春先によく見られる)、それが少しづつ補強され丸い穴になっていくのだが、そんなまだ不安定な状態の巣穴に1匹のオスがいた。
こういう不安定な穴に棲むジョーはちょっとビビるとスグに巣穴の外に出てきてしまう。。。(^^;;
そしてサンゴや岩の影に隠れる。
つまり、この時期はジョーフィッシュの全身が見られやすい。

今日もちょっと近づいて写真を撮り始めたら、ピョーンと跳ね出てきて岩陰に隠れてしまった。。。(・・;)

不安定な巣穴に棲むジョー
不安定な巣穴に棲むジョー

ジョーフィッシュの全身
ジョーフィッシュの全身

あっ、そうそうクマノミの卵2か所のうち、最初親が雌雄ともに棘がメチャクチャ刺さっていた方のペアが守る卵が昨晩、無事に孵化したみたい。
今季初孵化なのだが、当然、例年に比べて1か月以上早いです。。。(・・;)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , ,

得体の知れない乗り物(笑)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.3℃
【透明度】 20m
【海況】 時化
【天候】 雨
【潜水時間帯】 14:50-17:17
【潮まわり】 10:04 184cm 満潮 / 16:51 43cm 干潮 / 小潮(月齢:6.2)
【日の出・日の入】 日出06:46 日没18:15

ゲストがいなくなって今日は午後から1人で海へ。。。

これまで使っていたフィンがだいぶ前からちょっと折れかかっていたのだが、さすがに最近、全然水を掴んでいる感覚がなくなってきたので(笑)、新しいフィンに履き替えることにした。
10年くらい前まで使っていたロンディンのXラバーだ。
昨年、ヤフオクで手に入れたのだが、硬いフィンなのでガイド中に足をつったらヤバイ。。。という事で避けていたのだ。(^-^;
まだゲストの少ない今のうちに慣れておかねば。。。!

今日もプカプカ中層に浮きながら浮遊物を探索していたので、最初は何の苦もなかったのだが、今日は潮が速かったこともあり、浮遊物を撮影しているうちに沖に流されてしまったようだ。。。( ̄□ ̄;)
で、帰りはヒーヒー言いながら、泳いで帰ってきたのだが、これは辛かった!!!
マジで足を釣りそうだったし。。。(-_-;)
ロンディンXラバー。。。怖ろしいフィンだ。慣れるまで時間がかかりそう。。。(笑)

昨日もいた謎の稚魚
昨日もいた謎の稚魚
今日は何やらメチャ水温が高かった!!!
22℃近く、4月下旬くらいの水温になっていた。(^^)

今日も浮遊物は凄かったのだが、昨日とは種組成が変わっていて、今日はツノクラゲやカブトクラゲの類が多く、狙っていたトガリズキンウミノミの仲間などはほとんど見られなかった。
また今日は浮遊物対策としてレンズを60mmマクロに変えたのだが、これが大失敗!!
やっぱりピントを合わせにくい浮遊物と言えども、慣れた105mmマクロの方が僕はいいかも。。。(^^ゞ

謎の稚魚の全身
謎の稚魚の全身
昨日もゲストが見つけて撮っていた謎の稚魚が、今日もいた!!(^^)
やっぱり、こいつも得体の知れない乗り物にちょこんと座ってプカプカ浮いていた。
今日の子が乗っていたのは昨日の子とは違うのだが、やっぱりこうした稚魚類は泳がず何か浮遊物に乗っかって流されるようだ。

撮っているうちに乗り物から離れてしまったので、横位置からも何枚か撮っておいた。
でもこの魚、基本的にダッシュ逃げようとはせず、ゆっくり後退りしながら逃げるので、常に真正面。。。(-_-;)
なかなか横位置で撮らせてくれない!!

クラゲノミの仲間
クラゲノミの仲間
ちなみにこの稚魚が乗っている「得体の知れない乗り物(笑)」はよくクラゲノミの仲間も乗り物として使っている。
よほど乗り心地が良いのだろう。。。今日もこれに乗ったクラゲノミの仲間を何回も見かけた。

こいつは必ずしも真正面を向いているわけでもなく、揺れに任せてユラユラしているので、なかなか撮りにくい。。。
でも、偶然に連続で5-6枚撮れた正面からのショットは並べてみるとメチャ、ウケた。
なんかマヌケな幽霊みたい。。。ウケる。(笑)
PCの前で嫁さんと大笑い。
なんか、こいつ面白くね?(^-^;

多分、これが乗り物の元々の姿だと思う
多分、これが乗り物の元々の姿だと思う
この「得体の知れない乗り物」はよく見るのだが(もちろん無人)、これってなんだろ。。。?とずっと疑問に思っていたのだが、もしかしてこれ???(右写真)
多分、遊離性のヒドロ虫の仲間(つまりクラゲ)だと思うのだけど、乗り手がガッチリ体を掴んでいるわけだから、7本の触手部分は閉じてしまっているのではないだろうか?
見た目の質感とかはこれにメチャ近い気がする。。。

このクラゲノミの仲間は様々な乗り物に着いているのだが、クラゲらしいクラゲに着いているものもあれば、ほんと「得体の知れない乗り物」に着いているヤツも多い。(下右写真)
最初はゴミかと思っていたけど、これ結構、浮遊物の中に混じっているし、何やら足のような、ヒダのようなものがあるような気がするのだけど。。。(-_-;)

いずれにしても浮遊物は基本、どれも「えたいが知れない」ので面白い。(笑)
今日はあまり種類は多くない上に、なんか途中で一気に浮遊物が消え、元の透明度の良い海に戻ってしまったりして、なんかイマイチだったけど、やっぱり浮遊物(プランクトン)ウォッチングは面白い!!(^^)

クラゲに着くクラゲノミの仲間
クラゲに着くクラゲノミの仲間
えたいの知らない乗り物に乗るクラゲノミの仲間
えたいの知らない乗り物に乗るクラゲノミの仲間


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: