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ベラリストK氏のベラ好きっぷり。

【ポイント】 一湊タンク下No.1/お宮前
【水温】 21.9℃/21.9℃
【透明度】 10m~
【海況】 時化気味
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:01-12:39/14:54-16:04
【潮まわり】 07:12 200cm 満潮 / 12:51 103cm 干潮 / 18:15 208cm 満潮 / 大潮(月齢:14.9)
【日の出・日の入】 日出07:03 日没17:17

ベラ好きK氏の2日目。
一層湾内は昨日よりは凪ぎたけど、相変わらず寒く、天気もイマイチ。
朝からK氏と「テンション下がるよね~」と話していた。(笑)

海は凪ぎたとは言っても、まだまだ瀬端はウネウネ状態で、天気が悪さと透明度の悪さとが合わさって水中はナイトダイビングのように暗~い。。。(ーー;)
K氏には失礼だが今日もあまり良い写真は撮れていないだろうな。。。と想像していたが、どれもクォリティーの高い素晴らしい写真ばかりだった。
いやいや、マジすげー。

K氏は来年ベラ図鑑を出版する予定なのだが、彼の撮るベラの図鑑写真はほんと凄い。
こんな凄いベラの写真を撮るセンスのある人はそうそういないのではないだろうか?とマジで思う。
僕なんかはデジタルなのだからバンバン連写気味でシャッターを押して撮るのだが、K氏は違う。
最初にうちに来た時はなかなかシャッターを切らないので、あれ?ピントが合わないのかな。。。とか思っていたのだが、全然違っていた。
K氏はベラがただ撮れれば良いというワケではなかったのだ。

ミツボシモチノウオの若い子
ミツボシモチノウオの若い子
オハグロベラ属の一種(和名なし)の若魚
オハグロベラ属の一種(和名なし)の若魚

「ヒレが全開である事」を重視して撮る。。。ここまでは多くのダイバーが意識している事だと思うのだが、彼はさらに出版する図鑑用にすべてのベラをできるだけ左頭にくるようにして撮る事を意識しているため、ベラが左頭の状態になるまでカメラを構えたままシャッターを切らないのだ。(当然、いっこうに左頭にならなければシャッターは切るのだが、相当のレア種、相当バッチリ撮れた写真ではない限り、図鑑には不採用となる可能性が高いみたい。。。)

さらに魚も目玉はキョロキョロと動くのだが、この目玉の向く位置にも拘っているようなのだ。(笑)
最もベラが可愛く見える目玉の位置というものがあるようで、そこに目玉が向くまでじっと待っているのだ。
さらにさらに背ビレや尻ビレ、尾ビレだけでなく、胸ビレの位置にも気を遣っているみたいで、胸ビレの模様が綺麗に出るような位置にも拘っていた。

そんな感じなので、60-90分のダイビングで撮る枚数は少ないのだが、これがすべてバッチリな写真なのが凄い!!!
下左写真のムシベラのオスなんて、1枚しかシャッター切ってないし。。。(^^;;
なのにこのクォリティ!

ムシベラのオス
ムシベラのオス
マナベベラ老成オス
マナベベラ老成オス

出版も間近なので、これまで撮ったすべてのベラ写真を種別にファイルにして持ってきてくれたのだが、これがまたビックリするくらいの種数!
さらに正直、ベラの図鑑というか写真集みたいなものかな。。。と思っていたのだが、幼魚(幼魚だけでも数ステージに分かれてる!!)から若魚、成魚(オスメス)に至るまで様々なステージの子まで揃っていた!
今回はすべて自分1人の撮影である事に拘り、また国内で記録のある種類に絞る事で、できるだけ多くのステージを入れる事を重視したいようだ。
それでも相当大きな図鑑になるぞ。。。これ。。。(・_・;

いや~ちょっと驚いた。
僕もいつか屋久島の魚図鑑を出したいなぁ~と思っていて、今現在でも1000種近い図鑑用の写真を撮っているので、そろそろ。。。とか思っていたのだが、K氏のこの拘りや超クォリティの高い写真を見ていると、すべて撮り直しかな。。。と思ってしまった。(・_・;

ムナテンベラダマシ(yg)
ムナテンベラダマシ(yg)
オグロベラのメス
オグロベラのメス


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素敵なミル畑

【ポイント】 吉田/一湊タンク下No.1
【水温】 24.0℃
【透明度】 20m
雨が降ったり、止んだりの1日。
それでも午前中はよく晴れていて、水中も明るいかと思いきや、濁っていて暗~い。。。(^^;;

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