タグ: オオガラスハゼ

今日はのんびり。。。とか言っていたのに。

【ポイント】 横瀬/一湊タンク下No.1
【水温】 24.6℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 06:31 79cm 干潮 / 13:40 180cm 満潮 / 小潮(月齢:7.9)
【日の出・日の入】 日出06:42 日没17:22

今日も常連さん2人と”ガイド”とは言い難い2本。(笑)
昨日がかなりハードな2本だったので、今日はのんびり。。。とか言っていたのだが、何だかんだ言って1本目はそれなりに泳ぐ横瀬へ。。。

まだ風邪は完璧に治ってはいないようで、2本とも耳抜きはつらいし、エクジット後は頭痛に悩まされるしで超辛かった~(^。^;)

フジイロサンゴアマダイ
写真提供:Gejimaさん
横瀬の深場にはまだフジイロサンゴアマダイのペアが元気に泳いでいた。
夏場に比べるとやや警戒心が強くなったような気もするけど。。。

この場所にフジイロサンゴアマダイが出てかれこれ2年が経とうとしているのだが、実はまだ僕自身は写真を持っていなかった。
で、今日は常連さんがゲストという事もあり、カメラを持って行ったんだけど、何かあまり良い写真は撮れなかった。。。(-o-;
またカメラを持っている時に横瀬に行く機会はあるかなぁ。。。

ズグロダテハゼ
写真提供:Gejimaさん
 
ヤノダテハゼ
写真提供:Gejimaさん
 横瀬の深場で優占するダテハゼはズグロダテハゼとヤノダテハゼだ。
ヤノダテハゼは通常、ホバーリングしている事が多いのだが、近づくとスグに着底してしまう。
フジイロサンゴアマダイ同様、こうした魚がいるポイントはプライベートで潜ることはあまりないため、この2種も実は未だに僕は写真がなかったりする。。。

オヨギトラギス
写真提供:Gejimaさん
今日のリクエストはこれ。
オヨギトラギスだ。
屋久島では-30m以深で普通に見られる魚なのだが、不思議とホームグラウンドの一湊タンク下ではめったに見かけない。
ここ横瀬は非常に多くて、写真のようなオス以外にも地味なメスや幼魚も多く見られる。

普段は中層に浮いたり、泳いだりしているのだが、近づくと写真のように着底してしまう。
泳いでいる(浮いている)ところを押さえるのはなかなか難しいのだ。

ロープに着く卵
ロープに着く卵
2本目はビーチからのんびりダイビング。。。
リクエスト通り、-12mの砂地でヤツシハゼの仲間を探しながら2時間ダラダラ。。。(笑)
僕は先日見つけたロープに着くオオガラスハゼ(仮)の卵の大きさや産み方を正確に比べるため、11/3の調査(⇒ガラスハゼ、卵と産み方を比較 | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –)と同じ距離、同じ倍率で撮ってみた。

ついでに比較のために11/3に撮った各所の卵の写真も下に貼っておく。
オオガラスハゼはかなり体が大きいにも関わらず、卵の大きさは写真では他のガラスハゼとあまり変わらないようだ。
むしろ現場で肉眼で見る限りは小さく感じたくらい。

卵の密度はムチカラマツに産む種類に近い感じで結構ビッシリ産み着けているのが分かる。
ただし、1回に産む量は少ないかも。。。

ムチカラマツに着く卵
ムチカラマツに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵
リュウキュウミゾヤギに着く卵2
リュウキュウミゾヤギに着く卵2
エダムチヤギに着く卵
エダムチヤギに着く卵
 


Filed under: 一湊タンク下No.1, 横瀬Tagged with: , , , ,

久しぶりの登場!ハクセンタマガシラ

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 25.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 07:38 237cm 満潮 / 13:29 87cm 干潮 / 大潮(月齢:0.9)
【日の出・日の入】 日出06:37 日没17:26

またまた風邪をひいてしまった。。。(-o-;
今年、何回目だろ。。。
いつも1人で潜るときは14Lタンクで潜るのだが、今日はあまり長潜りは避けようと12Lタンクにした。
なのに、結局、ずっと浅場にいたので潜水時間はいつもと変わらず。。。(笑)

今日は浅場のオオガラスハゼ(?)の卵を確認しようとエントリー後スグに、エントリーロープへ。

ハクセンタマガシラ
ハクセンタマガシラ
途中で見慣れないタマガシラの仲間(イトヨリダイ科の魚)がいたので、これを撮りまくった。
この場所はタマガシラの仲間が多く、過去にスリーラインド・モノクル・ブリーム(Three-lined monocle bream)が出たりした場所。(⇒ずっといる外国人。。。順調に成長(^O^) | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 –

今回も外国人かな?とか思ったけど、これってハクセンタマガシラじゃん。。。(ーー;)
ハクセン(白線)が明確じゃないから最初は気がつかなかった。
ハクセンタマガシラは久々の記録。
前に見たのは屋久島に来た当初で、当時はもう少し数がいたような気もするのだが。。。

オオガラスハゼと卵
オオガラスハゼと卵
浅場には2本のエントリーロープがあって、2本をじっくり下から上まで見てみたのだが、卵らしきものは見当たらなかった。
正確には卵っぽいものを1ヶ所見つけたので、これは沢山撮っておいたのだが、帰ってからPCで拡大して確認してみると、小さな群体ボヤだった。(^^;)

しかし、何気に撮った1枚に卵の粒みたいなものが沢山着いている1枚を発見した!
ロープの溝に何ヶ所かポツポツと小さな透明な卵が着いているのが分かるだろうか?
うぉ~これだったのか。。。
オオガラスハゼは体も大きいのでもっと大きな卵を想像していたのだが、小さっ!
しかも、パッチの大きさも小さい。
肉眼では気づかなかったくらいなので、相当小さかったのだろう。。。

次回はこれを最短で撮って、一昨日調べた他のガラスハゼの卵と比べてみよう。。。

セボシウミタケハゼ
セボシウミタケハゼ
同じロープにはセボシウミタケハゼも沢山着いていた。
これも同様に卵を探してみたけど、見つからない。。。

もし、オオガラスハゼと同じような環境に産み着けるとしたら、その卵がどっちの卵なのかはたして見分けはつくのだろうか。。。?(-o-;
ただ、オオガラスハゼはロープの上部(-5m付近)、セボシウミタケハゼはロープの下部(-10m付近)にそれぞれ棲み分けているような感じもする。
要らぬ心配かもしれない。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

子供を喰らうオオガラスハゼ!!

【ポイント】 元浦/一湊タンク下No.2
【水温】 25.1℃
【透明度】 25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潮まわり】 06:10 231cm 満潮 / 12:10 75cm 干潮 / 17:52 231cm 満潮 / 大潮(月齢:28.3)
【日の出・日の入】 日出06:35 日没17:27

今日も午前中に体験ダイビングをやって、午後から調査という名の「お遊びタイム」♪(^_^)

ヤシャハゼとコトブキテッポウエビ
ヤシャハゼとコトブキテッポウエビ
エントリーするなり、昨日見つけたヤシャハゼの元へ一目散で飛んでった。(笑)
でも、見つけるまでかなりの時間がかかってしまった~!!(ーー;)
縦位置でいろいろ撮ってみたんだけど、何か普通過ぎる。。。
今度はテッポウエビ絡みで狙ってみようかな。
いや~綺麗なハゼだなぁ。。。

クリーニングされるイチモンジブダイ
クリーニングされるイチモンジブダイ
一気に浅場に帰ってきたんだけど、浅場は結構ワサワサとざわついていた。
16:30も過ぎているというのに、通常、午前中に見る事が多いクギベラが産卵していたり、ナメラヤッコやルリヤッコ、アカハラヤッコなんかはもう求愛が始まりそうな勢い。
興奮気味の魚も多い。
流れてくるプランクトンを捕食する魚も沢山中層に舞っていた。

アザミカワハギのオス
アザミカワハギのオス
アザミカワハギのメス
アザミカワハギのメス


そんな中にアザミカワハギのペアがいた。
アザミカワハギはもともとこの一湊タンク下では見られない魚だったのだが、今年に入って浅場に数匹見られるようになった。
いつもは無視してしまう地味な体色も、今日はペアで真っ白くなっていて目を引いた。
追いかけるとペアは散り散りになり、体色もいつもの地味な茶色に戻ってしまった。。。(-o-;

子供を食べるオオガラスハゼ
子供を食べるオオガラスハゼ
一湊タンク下にはブイが2つあって、両方のブイのロープにはもう1種、これまで沖の方で見てきたガラスハゼとは別の種類だと思われる連中が沢山着いている。
他のガラスハゼは見分けがなかなか難しいが、ここに着く種類は図鑑の記述そのままに見るとオオガラスハゼだとおもっているのだが、他のガラスハゼに比べて圧倒的に体が大きく、一湊タンク下ではこの人工物のロープにしか着かないのが特徴だ。

きっと卵は大きいのだろうのだろうなぁ。。。と思ってしばらく探してみたけど、エア切れで時間切れ。。。
1匹、何かをくわえている子がいたので、見てみるとガラスハゼの幼魚を喰っていた!!
同じ種類の幼魚だろうか。。。?
うわぁ。。。無残。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1, 元浦Tagged with: , , , , ,