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ハナヤナギは今が旬かも?

【ポイント】 一湊タンク下No.1 / 一湊タンク下No.2 / 春田浜タイドプール
【水温】 26℃ / 28℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 8:44-9:37 / 10:51-11:54
【潮まわり】 07:58 264cm 満潮 / 14:27 22cm 干潮 / 中潮(月齢:1.7)
【日の出・日の入】 日出05:54 日没18:42

これまで7月下旬に来島していた常連ゲストMさんが今年は9月上旬にしたのは、ずばりタイドプールのハナヤナギが綺麗なピンク色になっている時期を狙っての事だった。
これにギンポ類のチビが乗っている写真を撮りたいという。。。

ハナヤナギは綺麗なピンク色の株も多く、狙い通りではあったのだが、枝部が黄色くなっている株も多く、Mさんいわく、これはこれでいい感じだという。
でも、これって枯れ始めなのではないだろうか。。。(^_^;)

ということはハナヤナギのピンクが最もきれいなのは8月中旬くらいなのかな。。。


ハナヤナギは今が旬!

【ポイント】 春田浜タイドプール / 横瀬 / 一湊タンク下No.2
【水温】 -℃ / 29.0℃ / 28.2℃
【透明度】 20m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 9:50-11:30 / 13:41-14:27 / 15:34-16:35
【潮まわり】 05:02 216cm 満潮 / 11:51 43cm 干潮 / 18:22 223cm 満潮 / 大潮(月齢:13.2)
【日の出・日の入】 日出05:45 日没18:59

今日のゲストさんは気心知れたリピーターさんたちだけの1日。

お盆のような繁忙期はなかなかリクエストに応えられない事が多いので、今日はチャンス!
1本目は今日から潜るTさん夫妻のリクエストでタイドプールへ。

そして2本目、3本目は毎年お盆に長期滞在するH画伯のリクエストで横瀬&イトヒキの里へ。。。

タイドプールは相変わらずロウソクギンポの繁殖行動が熱いっ!

タイドプールでのみ見られるハナヤナギというピンク色の海藻があり、現在、この海藻がメチャクチャ繁茂している。

リピーターさんの中にはこの海藻のある時期にタイドプールへ行きたい!と言っている方がいるのだが、まさに今が旬かもよ~!牧野 容子 (Yoko Makino)さん!


タンクがなくても楽しめる海。

【ポイント】 春田浜タイドプール/一湊タンク下No.3/一湊タンク下No.3
【水温】 -℃/29.2℃/28.7℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 7:00-9:00/11:28-12:50/14:41-15:50
【潮まわり】 08:04 83cm 干潮 / 15:14 179cm 満潮 / 小潮(月齢:23.2)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:56

ダイビングそのものが好きで潜っている人だと、仮に潜水不可能な疾患を抱え一生潜れない事が分かると、きっとひどく落胆し、しばらく立ち直れないかもしれない。。。

でも、生物観察や水中写真が好きで潜っている人だったら、そんな状況に陥っても、まだまだオーシャンライフを楽しむ事ができる。

タンクを背負わなくても十分に水中写真や生物観察を楽しめるフィールドは山のようにあるのだ。(^^)

今日の午前中のゲストさんは耳に疾患を持ってしまい、200本を目前に控え、泣く泣くダイビングを止める決断をし、失意の中、BCやレギュも売ってしまったそうだ。。。
そして諦めきれずに残してあった買ったばかりのミラーレスカメラ&ハウジングを抱えて途方に暮れていたようだ。。。

そんな彼女が、一筋の光明を見出したのがうちのログに連日のように載るタイドプールの写真だった。(^^)

。。。というわけで、今日はタイドプール・オンリーのガイド。(^^)
最干潮が8:04だったので早朝タイドプールだ。

天気は良かったけど、風が強く水面はやや揺れていてなかなか鏡面写真は難しかった。。。(^^;)

新たな愉しみを見つけ、今度は伊豆でもやってみようかと笑う彼女にちょっと一安心。。。(^^)
今後も水中写真は続けてくださいね~!!

ちなみにピンク色の海藻・ハナヤナギは今日は早くも色褪せ、早くも枯れかけている株も多かった。。。(・・;)

午後からはアオスジテンジクダイとその近似種を生態や行動から比較研究しようという研究者をマンツーマンでガイド。
近似種は今年はまだ成魚が見当たらない。。。幼・若魚は多いのだけど。。。(・・;)


ピンク色のハナヤナギは今が旬!

【ポイント】 横瀬/一湊タンク下No.2/春田浜タイドプール
【水温】 27.9℃/28.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 8:56-9:53/11:16-12:33/13:30-16:30
【潮まわり】 07:38 261cm 満潮 / 14:10 15cm 干潮 / 大潮(月齢:16.2)
【日の出・日の入】 日出05:42 日没19:03

今年のお盆前半はベテランダイバーさんが集まった。
今日も1人を除いて、みんな僕よりも年上。。。(笑)
見た目はみんな僕より若そうだけど。(^^;;

今日は一湊で2本潜ったあと、M氏のたっての希望でまたまたタイドプールへ。。。(^^;)

今の時期のタイドプールは春や初夏に多い緑色のアオサがない代わりに、ピンク色のハナヤナギがもの凄く目立っている。
1ヶ月くらい前は何やら汚いピンク色だったのが、今は薄いピンクが綺麗だ。(^^)

ここにロウソクギンポやシマギンポなどのチビが乗っかるとなかなか可愛いのだ。

そして、ロウソクギンポや様々な種類のギンポ類が繁殖期に入っており、タイドプールは1年の中でも最も面白い時期だと言える。

ひたすらタイドプールを希望するM氏、明日も行きたい!と申しております。。。(笑)


台風一過後はタイドプールから。。。

【ポイント】 春田浜タイドプール/一湊タンク下No.1
【水温】 -℃/25.8℃
【透明度】 15m
【海況】 夕方から凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:30-14:00/16:37-18:06
【潮まわり】 06:05 246cm 満潮 / 12:48 13cm 干潮 / 大潮(月齢:14.2)
【日の出・日の入】 日出05:41 日没19:05

台風一過。。。

今日は東京からのゲストさんたちと、関西からのゲストさんたちとがいたのだが、前者は予定通り朝一の便で到着。
しかし、関西組は伊丹便が早々と欠航を決めたため、今日は屋久島に渡る事ができず、来島は明日に持ち越し。。。(・。・;

北部はまだ黒い雲がかかっていて天気も悪く、一湊湾内もかなり時化ていたので、1本目はリクエストでもあった春田浜のタイドプールへ。。。
タイドプールのある安房以南は北部と違って、とても良い天気!(^^)
潮まわりも干潮の時間もちょうど良く、いい感じで遊ぶことができた。

前回の7月に比べてピンク色の海藻・ ハナヤナギ が明らかに美しいピンク色になって一面に繁茂していた。
その上にはロウソクギンポのチビが踊る。。。幼魚も急に目立ってきた。。。

一湊湾内も予想通り、急速に凪ぎて、夕方からは通常のダイビングポイントにも入る事ができた。
まだ浅場はかなり濁っていたけど。。。

一時は今日も海なしかな。。。と思っていたので、贅沢は言えない。(^^;;
無事に潜れたことに感謝!

あ、そうそう。。。8月も中旬に入ろうというのに、ジョーフィッシュが卵を咥えていた。
まだ黄色っぽい卵で孵化までは1週間くらいかかりそう。。。


夏のマンツーマン

【ポイント】 オツセ/春田浜タイドプール/一湊タンク下No.1
【水温】 29.8℃/30.0℃/30.5℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 8:11-9:15/10:30-12:00/13:29-15:26
【潮まわり】 10:57 44cm 干潮 / 17:38 218cm 満潮 / 中潮(月齢:11.2)
【日の出・日の入】 日出05:46 日没18:57

今日はお盆休みのゲストさんたちのほとんどがお帰りになる日で、ダイビングに関してはリピーターゲストのHさんのみ。。。(^^;;
朝から永田⇒安房⇒一湊と島の西から東へと駆け回ってきた。(^^)

今日も東寄りの風は強く、永田のオツセは時化気味かと思いきや、それほどでもなく、のんびり潜れた。
春田浜は最干潮時に行ったので、あまり遊べないかと思ったけど、こちらもそこそこ楽しめた。

今日はマンツーマンだった事もあり、僕もカメラを持って入らせてもらった。(Hさん、ありがとうございます。。。)

ハナヤナギに埋もれるシマギンポの赤ちゃん

ハナヤナギに埋もれるシマギンポの赤ちゃん

2本目のタイドプールでは先日、この写真を撮った時に背景にあったピンク色の海藻ばかりを撮影していた。
前にこの写真(⇒https://www.facebook.com/photo.php?fbid=506541659415745)をFacebookに出したとき、海外の水中写真愛好家の方から、「このピンク色の海藻は何だ?」、「どんなところに生えている?」と聞かれ、ちょっといろいろと調べてみたところ、面白いことが分かった。

この海藻はハナヤナギというフジマツモ科の紅藻の一種で、分布はよく分からないのだけど、鹿児島県下には広く分布していて、徳之島などでは「ドウモイ」と呼ばれ回虫駆除薬として用いられたりしているらしい。屋久島でもよく見かける海藻だ。
このハナヤナギには短期記憶喪失や、脳障害を引き起こし、死に至る場合もあるという神経毒「ドウモイ酸」が含まれていて、この「ドウモイ酸」という物質自体、1958年に徳之島で回虫駆除薬として用いられていたこのハナヤナギから分離・命名されたものらしい。

ドウモイ酸を含有するハナヤナギ

ドウモイ酸を含有するハナヤナギ

アルフレッド・ヒッチコックの「鳥」という動物パニック映画をご存じだろうか?
鳥たちが人を次々と襲う話なのだが、これは1961年にイギリスでハイイロミズナギドリが人を襲った事件からヒントを得てつくられた。
この時、ハイイロミズナギドリたちが凶暴化したのは、その年、エルニーニョ現象が起きていて、海水温度が上昇、ケイ藻が大量にドウモイ酸を作り、それをイワシが食べ、そのイワシを鳥が食べてドウモイ酸の毒で中枢神経が冒されたためだとされている。
食物連鎖の結果起こった事件なのだ。

他には1987年のにカナダのプリンスエドワード島で、このドウモイ酸を含有する養殖のムラサキイガイによる食中毒が発生し、被害者は107名に及び、1/4の患者には記憶障害(記憶喪失など)、嘔吐・腹痛・下痢などの中毒症状が現れ、死者は4名に及んだ。

こ、怖い。。。(・・;)
美しいものにはいつでも危険が潜んでいる。。。???

さらに面白いのが、このハナヤナギ、何と環境省レッドの絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されていた。
美しく危険でありながら、非常に儚い生き物だったのだ。。。

季節的に一時はほとんど枯れてしまったとばかり思っていたのだが、今日は探してみると割とまだ元気な連中も多く、美しいピンク色は健在だった。