ワモンダコの卵守り

いつもはスグに逃げるワモンダコも、さすがにわが子(卵)を守っているときは必死だ。
親が卵や子を守る姿は普段はめったに見られない動物の激しい行動や表情が見られ、「生」を心底感じられるので、かなり好き。(^^)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 26.0℃
【透明度】 5-15m
【海況】 時化始め
【天候】 雨
【潜水時間帯】 5:23-7:22
【潮まわり】 08:48 244cm 満潮 / 14:43 86cm 干潮 / 中潮(月齢:2.6)
【日の出・日の入】 日出06:22 日没17:43

今日もニシキフウライウオの孵化を狙って、超早朝エントリー。
各地の先輩ガイドさんから聞くところによると、どうもニシキフウライウオは孵化のあとスグに産卵するものらしい。。。
つまり、昨日は産卵を観察したわけだが、そのちょっと前に何匹か孵化した可能性があるのだ。
何しろショボい孵化なので(笑)、数匹孵化しただけなら気づかなかった可能性もある。(^_^;)

というわけで今日は産卵前から気合を入れて観察することを心に誓いエントリーしたのだが、すげーウネリ!( ̄□ ̄;)!!
風は朝から真正面から吹く北に変わったようで、タンク下はかなり時化ていた。
ニシキフウライウオのペアがいる-20mの砂地と岩場の際もかなり揺れていて、砂が舞う!
これでは孵化した稚魚と舞い散る砂粒の違いが分からねーとか思っているうちに今日も産卵(&放精)を迎えてしまった。。。(笑)

ニシキフウライウオ、産卵&放精の瞬間!
ニシキフウライウオ、産卵&放精の瞬間!
オスの放精の際、大きく腹ビレを開くメス
オスの放精の際、大きく腹ビレを開くメス
成熟ステージの違う卵が混在する
成熟ステージの違う卵が混在する

オスがバッ、バッとメスの前で何回かヒレを広げて求愛したかと思うと、おもむろに体をメスに寄せてきてブルブルっ。。。
また孵化を見る(認識する)ことなく産卵を迎えてしまった。。。(¨;)

その後、もう1回オスはメスにピッタリと体を寄せてきて、合計2回放精しているように見えたけど、両方共よーく観察したけど白濁などは一切なくて、本当に産卵&放精しているのか??と疑いたくなる。
ただメスはオスが放精する際、卵を抱えている腹ビレを大きく開いて放精を促しているようなので(写真参照)、メス自体は産卵しているのだろう。。。(多分)

その後も目を皿のようにしてメスの尻を追いかけ続けたが(笑)、稚魚らしい稚魚はまったく放出されなかった。。。
(ーΩー )ウゥーン
どうなんだ。。。これ。。。(¨;)

今日は空には厚く黒い雲がかかっていた上に水の濁りもスゴかったので、水中はなかなか明るくならなかったが、すでに日の出から30分以上が経っていたので諦めて浅場へ移動。
昨日、産卵したシマキンチャクフグとノコギリハギの産卵床に寄って卵をチェックしてみたのだが、こちらも目を皿のようにして見たけど、卵が見当たらない!!!(¨;)
確か孵化するまで2-3日はかかるはずなのに、1個も確認できなかった。。。( ̄□ ̄;)!!
海が時化ているとは言え、こんなに簡単に卵は流れちゃう???
どうなんだ。。。これ。。。?(¨;)

ワモンダコが卵を守っていた(^^)
ワモンダコが卵を守っていた(^^)
立て続けに裏切られて、そうとう落胆していたのだが、最後に久々にワモンダコの卵守りを見つけて一気にハッピーに!!!\(^o^)/←単純
岩の亀裂に無造作に積み上げられた石をちょいとどかして覗いてみると、いくつもの卵嚢が天井からぶら下がっていた。(^^)
石をどかすと、ものすごい勢いで石を拾い上げ元に戻そうとするタコ。。。
指示棒で卵嚢を触ろうとすると、これまたものすごい勢いで怒るタコ。。。
そこまで怒らなくても。。。(¨;)

いつもはスグに逃げるワモンダコも、さすがにわが子(卵)を守っているときは必死だ。
親が卵や子を守る姿は普段はめったに見られない動物の激しい行動や表情が見られ、「生」を心底感じられるので、かなり好き。(^^)


「ワモンダコの卵守り」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Shigeru Harazaki

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